こどもの本
月刊「こどもの本」は、日本児童図書出版協会発行の月刊誌です。
当協会に参加している児童図書出版社41社の新刊情報や、児童書にまつわるエッセイや評論をお楽しみいただけます。

表紙のことば・たけがみたえ
声がきこえた
夏休み、自然教室で長野の山に行きました。
そこでは牛が放牧されています。沢に降りると見たことのない花々が咲いていて、デジカメを買ったばかりだった私は夢中で写真をとっていました。しかし周りを見渡すと誰もいません。
迷子を恥じる冷静な私が1、パニックの私が9です。もう何がなんだかわからないまま、あっちこっち彷徨っていると、牛の声が聞こえます。崖を這い登ると見たことのある風景。助かった…
竹上妙 木版画作家/絵本作家。絵本作品に『マンボウひまな日』『ふくろうのオカリナ』(蜂飼耳/文)『きょうは泣き虫』『うみのあじ』『だんだんだんだん』などがある。最新刊は『みたらみられた』(アリス館)。
◇インスタグラム
@takegamihangajimusho_tae
@okantea
2021年8月1日発行
定価(本体150円+税)
ISSN 0385-0463
月刊「こどもの本」
2021年8月号
心にのこる一冊
ねないこ だれだ くどうれいん
私の新刊
なになになあに?〜おくはらゆめなりの哲学〜⑧
平和って、なあに? おくはらゆめ
なぜ?どうして?日本の性教育②
「だいじ だいじ どーこだ?」 子どもと一緒に考える「からだ」と「性」
遠見才希子