“さがしています。こんな本”
月刊「こどもの本」2023年8月号より
オオカミの本
☆マークがついているものは絵本、★マークがついているものは読みもの、◎マークがついているものは紙しばい、無印はその他(図鑑など)です。
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さくらともこ/作、いもとようこ/絵(定価1430円 岩崎書店)本当はさみしがりやでやさしいのに、森の動物たちは、おおかみくんをこわがって、あそんでくれません。そこでおおかみくんは……。 |
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みやにしたつや/作・絵(定価1485円 ひかりのくに)ちょっとドジだったり、負け惜しみを言ったり、なんだかトホホな二人が、次々現れるごちそうたちを取り逃がし最後に見つけたのは……。 |
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山崎玲子/作、かわかみ味智子/絵(定価1430円 国土社)オオカミは、山の守り神であると聞いた勇人。山で見つけた骨は、はたしてオオカミのものか? たしかめるために小さな冒険の旅に出る。 |
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やえがしなおこ/脚本、バーサンスレン・ボロルマー/絵(定価1540円 童心社)ぬまにはまってうごけないうまのまえに、おなかをすかせたおおかみがやってきました。「よし、いまからおまえをくってやる」。 |
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アーネスト・トンプソン・シートン/著、石崎洋司/訳、つがおか一孝/絵(定価1650円 講談社)シートンが愛した動物たちの、生きるための知恵と戦い、悲しみを描く傑作3編を完訳でお届けします。 |
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ロザンヌ・パリー/作、モニカ・アルミーニョ/絵、伊達淳/訳(定価1540円 あかね書房)敵の襲撃によって家族を失った若いオオカミ。自分の故郷を作るために旅立ったスウィフトの苦難と成長、冒険をえがいた作品。 |
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今井恭子/著、岩本ゼロゴ/画(定価1650円 くもん出版)「狼の血が流れてるらしいぜ」キセキは狼とともに育った少年。縄文時代を舞台に繰り広げられる、少年と狼たちの絆と進化の物語。 |
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奈街三郎/作、花之内雅吉/絵(定価1430円 鈴木出版)親切にしてもらうと、他人にも親切にしてあげたくなります。一本の橋の上で起こるドラマを鮮やかに切り取った傑作です。 |
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せきゆうこ/作・絵(定価1430円 PHP研究所)「オオカミ キケン!」のはりがみをみたひつじは、オオカミがほんとうにキケンなのか、しらべることにしました。 |
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小宮輝之/著、阿部浩志/文協力、境洋次郎/イラスト(定価2750円 少年写真新聞社)文明開化で西洋の牛馬豚鶏羊や食用蛙などが導入され、富国強兵で軍犬、軍鳩、軍服にラットの毛皮など、動物にも戦争の暗い影が。 |
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グリム/原作、いもとようこ/文絵(定価1650円 金の星社)おばあさんのお見舞いへ出かけたあかずきん。おおかみにだまされ,食べられてしまいますが……。スリリングなグリムの不朽の名作。 |
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まつむらまいこ/作(定価1870円 小学館)ひとりで自由に暮らしているいっぴきおおかみ。いつも同じ場所で輝いている星。ある夜、両者が出会いひと時を共に過ごすことに。 |
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ポール・ガルドン/さく、ゆあさふみえ/やく(定価1540円 ほるぷ出版)有名な「赤頭巾ちゃん」をガルドンが生き生きとした絵で絵本にしたものです。女の子、狼、狩人などが豊かな表情で語りかけます。 |
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ダニエル・サルミエリ/さく、やまぐちふみお/やく(定価1815円 評論社)静かな雪の夜。ふだんはけっして近づくことのないクマとオオカミが出会い、美しい自然のなかでともに過ごす、奇跡のような時間。 |
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柳田国男/原作、京極夏彦/文、中野真典/絵(定価1650円 汐文社)怪談の原点『遠野物語』が、京極夏彦による新たな語りでよみがえるシリーズ第二期。新進気鋭の画家・中野真典が大胆に描きます。 |
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キャサリン・ランデル/作、原田勝/訳(定価1870円 小峰書店)オオカミと共に暮らす少女フェオは、残忍なラーコフ将軍に連れ去られた母親を救うため、サンクトペテルブルクをめざし旅に出る。 |
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スザンナ・デイヴィッドソン/文、リチャード・ジョンソン/絵、みたかよこ/訳(定価1870円 大日本絵画)お馴染みの童話がしかけえほんに。こぶたの兄弟がそれぞれ建てた家におおかみがやってきます。こぶたたちはどうなるでしょう? |