“さがしています。こんな本”
月刊「こどもの本」2023年3月号より
家族の本
|
出口かずみ/作・絵(定価1430円 理論社)あひるの一家は、お母さんから買い物を頼まれて出かけたけれど、何から何まで揃いも揃ってうろおぼえ。はてさてどんな結末に? |
---|---|
|
たしろちさと/作・絵(定価1485円 ひかりのくに)月刊保育絵本で大人気。床下に住むねずみの小さな小さな大家族が丁寧に過ごすお正月を、隅々まで描いたほのぼのとした絵本です。 |
|
フランソワーズ・ローラン/作、セバスチャン・シェブレ/作、宋美玄/日本語版監修、長井佑美/訳(定価1760円 汐文社)受精から誕生まで、赤ちゃんがうまれるまでを追う絵本。さまざまなうまれかたをする子がいるけれど、みんな同じだいじないのち。 |
|
サンドラ・ポワロ=シェリフ/作、水橋はな/訳(定価1760円 新日本出版社)モナとおかあさん、おとうさんは、フランスでくらすために、とおくからやってきました。せんそうをしているくにから、にげてきたのです――。がっこうはとてもたのしくて、ともだちもできました。けれど……。 |
|
瀧村有子/作、ふじたひおこ/絵(定価1320円 PHP研究所)ゆみちゃんは,幼稚園に行くのが苦手です。ある日,ママはゆみちゃんに元気が出るおまじないをしてくれました。てのひらに……。 |
|
いとうみく/作、えがしらみちこ/絵(定価1430円 岩崎書店)とっこちゃんに弟ができてから、ママのお膝にはいつも弟がいます。ある日ママが、「とっこちゃん、二人だけでおでかけしない?」 |
|
平田昌広/ぶん、平田景/え(定価1650円 大日本図書)「おとんとおかん、なんで結婚したん?」子どもの素朴な疑問へ、ユーモラスな答えとは。愛情いっぱい家族のファンになる絵本。 |
|
エミール・シェール/作、チィン・レン/絵、野坂悦子/訳(定価1980円 化学同人)夏休み、ママと離れて初めてのキャンプは……。ちいさなメモで伝え合う、親子の愛情物語。 |
|
佐藤まどか/著、嶽まいこ/絵(定価1540円 講談社)うつのみや賞&日本児童文学者協会受賞作家の感涙小説! 小さいお姉ちゃんと新しいお父さんの間で揺れる少女の心を描く。 |
|
桜木紫乃/文、オザワミカ/絵(定価1870円 集英社)記憶という荷物を下ろし始めたさとちゃんは、ママのおかあさん。そして、わたしのおばあちゃん。おばあちゃんに忘れられてしまったママはこれまでの思い出の荷造りを始める。 |
|
メアリ・ホフマン/ぶん、ロス・アスクィス/え、すぎもとえみ/やく(定価2090円 少年写真新聞社)何人でもどんな暮らし方をしていても家族は家族。この本では多様化する家族を楽しいイラストで肯定的にとらえることができます。 |
|
長尾充徳/著、山極壽一/解説(定価1540円 くもん出版)京都市動物園で暮らすゴリラの家族の貴重な観察記。家族で暮らすゴリラたちのふるまいからは学ぶことがたくさんありそうです。 |
|
ママダミネコ/作(定価1320円 ひさかたチャイルド)今日はお父さんと二人で支度をしてお出掛け。向かった先は病院で、お母さんと生まれたばかりの弟が。家族の繋がりを描いた絵本。 |
|
ユリ・シュルヴィッツ/作、さくまゆみこ/訳(定価1650円 あすなろ書房)戦時下、食べるものにも事欠く時代に、父の持ち帰った1枚の世界地図が、シュルヴィッツ少年の運命を変えた! 感動の自伝絵本。 |
|
サラ・オレアリー/さく、チィン・レン/え、おおつかのりこ/やく(定価1760円 あかね書房)いろいろ ちがっているけれど みんなみんな かぞくだよ! 子どもたちのユーモラスな語りが楽しい家族のおはなし。 |
|
次良丸忍/作、川上和生/装画(定価1650円 金の星社)立体映像を映しだす機械に亡くなった祖母のデータを入力するとリアルな祖母の姿が現れた。ばーちゃると呼ばれ家族の一員となるが……。 |
|
R・J・パラシオ/作、中井はるの/訳(定価1650円 ほるぷ出版)オーガストはふつうの男の子。ただし、顔以外は。全世界で300万部売れた、感動のベストセラー。 |
|
パトリシア・ライリー・ギフ/作、もりうちすみこ/訳(定価1650円 さ・え・ら書房)おさない頃、母親にすてられ、ジュディスはしゃべることをやめた。ジュビリー——最高の喜びを自らつかみとるその日まで。 |
|
佐和みずえ/作、カシワイ/絵(定価1650円 小峰書店)東京生まれの小学6年生の少年が、四国の豊かな自然の中で、じいちゃんとの山小屋での不便な暮らしを通して成長していく物語。 |
|
島村木綿子/作、コマツシンヤ/絵 (定価1540円 Gakken)拾った猫を飼うためにこのみが引っこした先は、カステラのような見た目のアパート。そこの大家さんには、ひみつがあるようで…。 |
|
ねじめ正一/作、いぬんこ/絵(定価1430円 鈴木出版)とうさんの呼ぶ声がして、あーちゃんが行くと、とうさんは500円玉をポケットから出して、そしたら、とうさんが消えちゃった! |
|
小西貴士/作、石川えりこ/絵(定価1430円 童心社)「かたづけや〜」「またうそついて〜っ」…ぼくが嫌いなことだらけやから、母ちゃんがおこりんぼマシーンになってまうんやろか。 |
|
豊田直巳/写真・文(定価2200円 農山漁村文化協会)幼い時にふるさと飯舘村を追われ避難・転校を重ねて小学校を卒業した凜ちゃんの10年を通して今も続く原発災害の現実を伝える。 |
|
みとみとみ/作、えとうまさゆき/絵(定価1540円 国土社)ある日、お兄ちゃんの野球帽をかぶったら、頭の奥でお兄ちゃんの声がひびいて口調や仕草までそっくりに。そんなのイヤ!だけど…。 |