“さがしています。こんな本”
月刊「こどもの本」2018年5月号より
先生の本
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後藤竜二/作・福田岩緒/絵(本体一二〇〇円 新日本出版社)ジュン先生は、桜吹雪とともにやってきた。髪が風にあおられて、ライオンのたてがみのようだった。 |
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後藤竜二/作・田畑精一/絵(本体一四〇〇円 新日本出版社)かけベエゴマ事件をきっかけに、激しく対立するデンゾーと鉄二。新しい担任のとも子先生やクラスの仲間たちをまきこんで、事件は広がっていく…。 |
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後藤竜二/作・鈴木びんこ/絵(本体一五〇〇円 新日本出版社)12歳。希望がいっぱいだから、不安におしつぶされそうになったり、自分がきらいになったりする。一人一人の深い思いと新しい担任との出会いを描く。 |
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左近蘭子/作・末崎茂樹/絵(本体一二八〇円 ひかりのくに)大きなくまの園長先生は人気者。先生にはないしょの宝物があります。それはお母さんが作ってくれた服の古い銀色のボタン。これにはちょっと秘密が…。 |
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こみまさやす/作・絵・中村美佐子/原案(本体一二八〇円 ひかりのくに)遊びに夢中になって、ときどきトイレを失敗してしまうけんちゃん。そこで、先生の機転で消防車ごっこをしながらピンチを脱出。 |
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新沢としひこ/作・大島妙子/絵(本体一二〇〇円 ひかりのくに)ケンカの仲裁でももこが言った「友達の友達は友達なんだよ」。するとはじめが「ぼくは園長先生と友達だよ」。みんな園長先生と友達になっちゃった! |
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パトリシア・ポラッコ/作・絵・香咲弥須子/訳(本体一四〇〇円 岩崎書店)トリシャは絵を描くのが大好き。でも文字が読めません。そこに、新しい先生がやってきて…。学習障害の子の心のさけびと感動の出会いを描く絵本。 |
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品川裕香/作・北原明日香/絵(本体一五〇〇円 岩崎書店)元気な男の子・りんちゃんは、小学校で字が読めなくてしょんぼりしていました。それに気づいた幼稚園の先生は…。LD児への適切な支援を描いた物語。 |
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曽木 誠/監修・川崎純子/文・沼田光太郎/絵(本体三六〇〇円 岩崎書店)プログラミングの方法ではなく、そもそも「プログラミングって何?」が大づかみできる本。なぜゲームが動くか、コンピューターのしくみや歴史も解説。 |
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ローラ・ランキン/さく・せなあいこ/やく(本体一三〇〇円 評論社)小さいものが大好きなキツネのルース。校庭で小さなカメラをひろって、つい自分のものだとうそをつきます。さて、先生の名裁きは? |
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ロアルド・ダール/作・クェンティン・ブレイク/絵・宮下嶺夫/訳(本体一四〇〇円 評論社)横暴で恐ろしい校長先生に、知恵と勇気で立ち向かう天才少女マチルダを描く、痛快な物語。映画やミュージカルにもなりました! |
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トビイルツ/作・絵(本体一一〇〇円 PHP研究所)「どうぶつがっこう」の先生は動物たち。生徒はしまうまの子ども以外は人間。「かんさつ」と「じっけん」を大事にする授業は楽しそう! |
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コマヤスカン/作・絵(本体一三〇〇円 PHP研究所)ホンシメジ先生とナメコくんは、テングバナキンを養成している怪人ベニテングを退治に行きます。奇想天外かつユーモア溢れる絵本。 |
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マーガレット・ワイズ・ブラウン/作・J・P・ミラー/絵・こみやゆう/訳(本体一三〇〇円 PHP研究所)ひげせんせいは、けがや病気の人形をみてくれるおいしゃさん。ところが、ひげせんせいが風邪をひいてしまい……? |
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牛尾直枝、高桑弥須子/編著(本体一八〇〇円 少年写真新聞社)国語だけでなくさまざまな教科にかかわる読書イベントの実践例を収録。小中学校の図書館でイベントを企画するときの参考になること請け合いです。 |
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吉岡裕子、遊佐幸枝/監修(本体一八〇〇円 少年写真新聞社)いたずらに飾ることよりも、学校図書館の機能を引き出すことを目的とした、新しい視点のディスプレイの本。学校図書館運営のヒントも随所で紹介。 |
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秋田倫子/著(本体一六〇〇円 少年写真新聞社)使いやすい書架見出しの作り方や補強フィルムのコツ、コミュニケーションのきっかけを作る簡単展示工作など、現役司書が実践したさまざまな工夫を紹介。 |
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白矢三恵/著・山本久美子/絵(本体一二〇〇円 くもん出版)ゆず先生が、地震防災訓練でふざけた教え子に話し始めたのは、20年前に発生した大地震と、そのとき経験した恐怖、不安、そして人とのつながりでした。 |
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野村一秋/著・ももろ/絵(本体一二〇〇円 くもん出版)先生が「ハムスターのミルクが入院した」と言った。でも本当は違うって、わたしは知っている。先生がウソをついた。わたしはどうしたらいいの? |
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市川宣子/作・石井聖岳/絵(本体一三〇〇円 佼成出版社)入学式の写真におばけが写り、転校者が続出した桜小学校。5人の児童と校長先生とおばけたちは、廃校の危機を救えるのでしょうか……。 |
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柏葉幸子/作・山西ゲンイチ/絵(本体一二〇〇円 佼成出版社)仮病を使って学校を休んださやは、不気味なお医者さんに連れてこられて、お手伝いをすることに……。ドキドキ楽しいファンタジー。 |
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くすのきしげのり/原作・いもとようこ/文・絵(本体一三〇〇円 佼成出版社)なんだろう……。なんだろう……。忘れていることってなんだろう……。大切なことって?あいさつの大切さを、楽しく子どもたちに気づかせる絵本。 |
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ザ・キャビンカンパニー/作・絵(本体一三〇〇円 鈴木出版)なぜか真冬の湖で凍りついていた、ダイオウイカのいかたろう。先生や子どもたちに助け出されたいかたろうは、お礼にイカしたイカダンスを伝授しました。 |
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ミタリ・パーキンス/作・ジェイミー・ホーガン/絵・永瀬比奈/訳(本体一五〇〇円 鈴木出版)インドの自然豊かな島に暮らす少年ニール。奨学金試験のための勉強にやる気をだせずにいたら、苦手な数学を教頭先生が教えてくれることになり…。 |
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中川李枝子/さく・大村百合子/え・子どもの本研究会/編集(本体一三〇〇円 福音館書店)積み木でつくった船でクジラをとりにでかけるお話や、山のぼりで山の果物を食べすぎてしまうお話など、やんちゃな保育園児のしげるが主人公の童話集です。 |
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富安陽子/作・YUJI/画(本体一四〇〇円 福音館書店)ふいに現れて、学校を不思議空間に変えては、また去ってゆく謎の菜の子先生。先生が登場すれば、子どもたちは大パニック&ハッピーに。シリーズ全4冊。 |
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タミ・シェム=トヴ/作・樋口範子/訳・岡本よしろう/画(本体一七〇〇円 福音館書店)愛と理想主義を貫き、ユダヤ人孤児たちとともにガス室に消えたコルチャック先生。彼が運営した「孤児たちの家」での、生きる喜びに輝いていた日々を描きます。 |
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染谷果子/作・HIZGI/絵(本体一三〇〇円 小峰書店)悩みを持った子どもたちがかけ込む保健室で、子どもたちを待ち受けるのは、ちょっと不思議な養護教諭の妖乃先生。むきだしの心とふれあいを描いた物語。 |
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パトリシア・ポラッコ/作・入江真佐子/訳(本体一五〇〇円 小峰書店)「がらくた学級」とよばれる特別クラスを舞台に、型破りで温かいピーターソン先生のもと、傷つき、悩みつつも、夢をかなえようとする子ども達の姿を描く。 |
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マリーニ・モンティーニ/さく・え(本体一〇〇〇円 小峰書店)朝、保育園にいくと……先生がくまちゃんでした。「くまちゃんせんせい」と園児たちの何気ない、ほほえましい1日を描いたかわいらしい絵本です。 |
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エリザベス・シュティーメルト/作・石原佐知子/訳(本体一〇六八円 さ・え・ら書房)「先生、ぼくらのこと書いてよ!」2年B組27人の子どもたちの、ひとりひとりについて、短いエピソードでつづる、担任教師の書いた心あたたまる短編集。 |
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なりゆきわかこ/作・いりやまさとし/絵(本体一〇〇〇円 ポプラ社)小学1年生のあやちゃんは、クラスになじめません。天国のおとうさんにどこか似ている担任の先生と過ごす時間が増えていき……。心あたたまるお話です。 |
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高橋桐矢/作・芝生かや/絵(本体六五〇円 ポプラ社)いじめがきっかけで学校に行けなくなった6年生の一ノ瀬じゅらは、「夏季アシストクラス」で真名子先生に、いじめからのサバイバル術を教わることに。 |
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リチャード・カーティス/文・レベッカ・コッブ/絵・ふしみみさを/訳(本体一四八〇円 ポプラ社)雪が深く積もった朝、登校したのは、学校で一番厳しい先生と、一番勉強が苦手なダニーだけ。大雪のおかげで、ふたりは特別な1日を過ごしました。 |
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たかどのほうこ/さく・え(本体一二〇〇円 フレーベル館)強烈なキャラクターの持ち主、つんつくつるこ先生が子どもたちと巻き起こす騒動をユーモララスに描く、人気シリーズの第1作です。 |
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やなせたかし/作・絵(本体一二〇〇円 フレーベル館)困っていると、必ずなんとかしてくれる、しっかり者のミミ先生。まちの子どもたちとの日常を描いた、アンパンマンサイドストーリー。 |
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中村征夫/写真・文(本体一四〇〇円 フレーベル館)大都会の前に広がる海、東京湾。たくさんの命が生き、豊かな恵みを与えてくれます。人間と自然のつながりを考えるきっかけになる、写真絵本です。 |
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くすのきしげのり/作・山本 孝/絵(本体一二〇〇円 小学館)ある日、クラスでうでずもう大会が開かれることに決まった。うでずもうが大の苦手なジュンは、先生と早朝特訓をすることに。続けることの大切さを教えてくれる。 |