“さがしています。こんな本”
月刊「こどもの本」2017年3月号より
おやすみなさいの絵本
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わたなべあや/絵(ひかりのくに 本体八五〇円)いろんな野菜の兄弟が「おやすみやさーい」と促されてそれぞれの気持ちのいい布団に入って眠りにつきます。・ねかしつけ・にぴったりのかわいい絵本。 |
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さこももみ/え・たかてらかよ/ぶん(ひかりのくに 本体八五〇円)もっと遊んでいたい、おしゃべりしたい気持ちを無理やり叱りつけるのではなく、しっかり眠ることが健やかな成長につながることを楽しく伝える絵本です。 |
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小川未明・他/文・東 君平・他/絵(ひかりのくに 本体二四〇〇円)1日1話、1年365日分のお話を集めた「読みきかせお話集」の3・4・5月分を収録した春編。情操を育むお話から、季節や行事まで。漢字にはふりがな付き。 |
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ヌリット・カーリン/作・小杉佐恵子/訳(冨山房 本体一一四三円)子どもたちのぬけた歯を集める魔女の見習いとなった小さな魔女ちちんぷいは、心やさしく、子どもたちの味方をして、気がつくと天使になっていました。 |
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さくらともこ/ぶん・塩田守男/え(PHP研究所 本体一〇六八円)雪を見たことのないかえるたちは、話を聞いてどうしても見たくなりました。そこで、冬眠のためねむたくなるのをがまんして起きていましたが……。 |
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ショーン・テイラー/作・ジミー・リャオ/絵・木坂 涼/訳(鈴木出版 本体一五〇〇円)ステラは寝る時間なのに眠るわけにはいきません。なぜってお気に入りのぬいぐるみたちを寝かさなければならないから。でもなかなか寝てくれなくて…。 |
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そのだえり/作・絵(文溪堂 本体一五〇〇円)夜、ひとりで留守番をすることになったりすのエメラルド。寝る前に本を読んでもらおうと、羊のおばあさんの家に行きますが……。 |
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中野日出美/作(学研 本体一二〇〇円)なかなか寝つけない子、子どもの寝かしつけに悩んでいる人に贈る新しい「おやすみ絵本」。よりよい眠りはすこやかな発達を促し、親子の絆が深まります。 |
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長谷川義史/作(学研 本体一三〇〇円)毎晩、おねしょをしてしまい、悩んでいる男の子。ある朝、おねしょの神様におねしょをしなくなる、とっておきのおまじないを教えてもらいました。 |
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小野寺悦子/作・黒井 健/絵(学研 本体一二〇〇円)こやぎくんの拾った不思議な種は、葉っぱも花も実も根っこも、何の役にも立ちません。でも、こやぎくんが「あしたまほうになあれ」と歌い続けると…。 |
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ジョナサン・ベントレー/作・林木林/訳(講談社 本体一五〇〇円)男の子が、「くまさん」をさがしていますが、背後にはつねに大きなくまの影が……。「どこ?」とさがしていくうちに、ほっと安心感にたどりつく絵本。 |
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三浦太郎/作(講談社 本体八〇〇円)あかちゃんの一日は、泣いたり笑ったり大いそがし。しまいには、こっくりこっくり…。きっと、「まるでうちの子みたい!」と共感される方も多いはずです。 |
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たなかしん/作(あかね書房 本体一三〇〇円)眠ってばかりの子犬クークーが、木にぶつかって眠れなくなっちゃった。パパとママが寝かしつけるけれど…。ハッピーなおやすみの絵本。 |
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ミロコマチコ/作(あかね書房 本体一四〇〇円)うみのふとんでおよぎ、ねこのふとんをこねこね、パンのふとんはむしゃむしゃ…。夜の夢と朝の目覚めの行ったり来たりが楽しい絵本。 |
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マーガレット・ワイズ・ブラウン/さく・クレメント・ハード/え・せたていじ/やく(評論社 本体一二〇〇円)アメリカで刊行されてから約60年。長く愛されるおやすみ前の絵本です。子ウサギといっしょにいろいろなものに「おやすみ」を言いましょう。 |
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マイク・サラー/さく・デービッド・ビースナー/え・せなあいこ/やく(評論社 本体一二〇〇円)星の数、空の高さ、なんでも知りたいふくろうぼうや。かしこい母さんの答えは? ふくろう親子の深い愛情をえがきます。 |
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ジョナサン・アレン/さく・せなあいこ/やく(評論社 本体一三〇〇円)大人のまねをして、一晩中起きていたふくろうのフクちゃん。「眠くない!」とがんばっているけど、お目めはとろとろです。するとパパは……。 |
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D[di]/作・絵(金の星社 本体一三〇〇円)おふとんのトンネルをくぐった先に広がる、おふとんのくに。パスポートを持って、夜空の旅へ出かけよう! 楽しいベッドタイムストーリー絵本。 |
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和木亮子/作・いもとようこ/絵(金の星社 本体一四〇〇円)ほら穴の中で眠れないでいたクマ。そこへ同じように眠れない動物たちがやってきて、クマの体によりそって眠りにつきます。心がぽかぽか温かくなる絵本。 |
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マーガレット・レイ&ハンス・アウグスト・レイ/原作(金の星社 本体一〇〇〇円)クマが冬眠することを知ったジョージは、寒~い冬を避けようと、冬眠に挑戦! 試行錯誤の末に眠れたと思ったけれど残念、たった一晩だけだった…。 |
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ユリ・シュルヴィッツ/さく・さくまゆみこ/やく(あすなろ書房 本体一三〇〇円)眠い眠い夜、眠い眠いお家で起きたすてきなできごと。読んでいるうちに眠くなってくるベッドタイム・ブック。『よあけ』の作者シュルヴィッツの傑作絵本。 |
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さえぐさひろこ/文(アリス館 本体一二〇〇円)やまねのねんねは、まんまるねんね。しろくま、かば、きりんやらいおん、みーんなねんね。動物たちのかわいい寝顔の写真絵本。おやすみ前にどうぞ。 |
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さこももみ/作(アリス館 本体一〇〇〇円)今日から一人で寝る、ここちゃん。とんとんと窓をたたく音。おばけ!と思うと、うさぎが入ってきて…。家族の温かさが伝わるおやすみなさいの絵本。 |
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かわかみたかこ/作(アリス館 本体一四〇〇円)なかなか寝ようとしないあおこさんに「こんばんはあおこさん」と声をかけるのは…? こうもり・ほたる・月などと出会い、楽しい夜の時間を過ごします。 |
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エミリー・グラヴェット/さく・福本友美子/やく(フレーベル館 本体一二〇〇円)おやすみ前の、大好きな絵本の時間。もっかい読んでほしいのに、だめだよママが先に寝ちゃうなんて…! 遊び心としかけが楽しい絵本です。 |
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やなせたかし/さく・え(フレーベル館 本体一八五〇円)おやすみ前にぴったりなアンパンマンのお話集。心安らぐ20話が夢の世界へ連れていってくれます。やなせたかし作詞のオリジナルこもりうたを収録! |
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ブルーノ・ムナーリ/作・谷川俊太郎/訳(フレーベル館 本体一一〇〇円)生きものたちは、どこでどんなふうに眠っているのかな? そっとフラップをめくっていくと…。おやすみの時間にぴったりの1冊です。 |
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ジェイン・ヨーレン/文・マーク・ティーグ/絵・なかがわちひろ/訳(小峰書店 本体一四〇〇円)ティラノサウルス、トリケラトプス……いろいろなきょうりゅうたちが、眠る前に大あばれ。読み聞かせにもぴったりの、おやすみなさいの絵本。 |
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武鹿悦子/ぶん・西巻茅子/え(小峰書店 本体一〇〇〇円)保育園のおひるねじかん。ねむれないとこちゃんがねがえりをうつと、うさぎがたっていて、いいところへいこうよとさそうのです。いいところってどこ? |
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山本 孝/作(小峰書店 本体一四〇〇円)夜、なかなか眠れない兄弟が、布団をかぶると、そこは深海探査艇マリンスノーの運転席に! 深海探査艇に乗り込んだ2人は、深い海の底へと出発します。 |
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新井洋行/作(童心社 本体一二〇〇円)くまさん、うさぎさん、ねこさんに、あなたの手でおふとんをふんわりかけてあげましょう。みんなめをつぶって「おやすみなさい」します。しかけえほん。 |
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松谷みよ子/脚本・村上康成/絵(童心社 本体一四〇〇円)「ねないこはおおかみがつれにくるんだって」といわれても、ふうちゃんは「へいきだもん」ですって。そのうえ、みんなをつれて、お山にいくことに…。 |
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いしづちひろ/さく・くわざわゆうこ/え(くもん出版 本体八〇〇円)赤ちゃんが身の回りのものに「おやすみ~」と語りかける表情を絵本にしました。親子で一緒に読んで、とっても幸せな気持ちになれる1冊です。 |
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マリー・ホール・エッツ/ぶん・え・まさきるりこ/やく(大日本図書 本体一二〇〇円)カケスやカエルの鳴き声に耳を傾け、風にゆれる葉のそよぎに耳をすまし、1日を過ごす─。洗練された言葉と繊細な絵が、おやすみ前にぴったりの絵本。 |
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マーガレット・ワイズ・ブラウン/ぶん・ジャン・シャロー/え・いしいももこ/やく(福音館書店 本体一一〇〇円)鳥も、魚も、羊も眠ります。眠りという自然の営みを、やさしい言葉と柔らかな色調の絵で描いた絵本。子どもを心やすらかに眠りの世界へといざないます。 |
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ラッセル・ホーバン/ぶん・ガース・ウイリアムズ/え・まつおかきょうこ/やく(福音館書店 本体一一〇〇円)フランシスは、いろいろ理由をつけていつまでも眠ろうとしません。どこの子にも思いあたる話を、ほほえましくとらえて柔らかい鉛筆で描いた絵本です。 |
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メアリー・リン・レイ/詩・クリストファー・サイラス・ニール/絵・こうのすゆきこ/訳(福音館書店 本体一四〇〇円)夕方、ハチはバラの寝床へ急ぎ、ビーバーは小枝でベッドを作ります。魚もミミズも眠り、女の子も夢の中へ。静かなベッドタイム絵本。 |
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クヴィント・ブッフホルツ/作・石川素子/訳(徳間書店 本体一六〇〇円)明日のことに思いを馳せるくまくんと一緒に、満ち足りた気持ちで、安らかな夢の世界へ…。詩的な文章と5色刷りの美しく不思議な雰囲気の絵が美しい絵本。 |
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マーガレット・ワイズ・ブラウン/文・イーラ/写真・ふしみみさを/訳 (徳間書店 本体一四〇〇円)ある日、小さなライオンの子は、冒険にでましたが、あくびがフワーン…。動物写真家の先駆者イーラの写真に、M・W・ブラウンが文章をつけました。 |
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ペギー・ラスマン/作・絵・ひがしはるみ/訳(徳間書店 本体一八〇〇円)「あと10ぷんで、ねるじかん!」とお父さんの声がした。ところが、ハムスターたちがうちに集まってきて…。ページのすみずみまで楽しい、おやすみなさいの絵本。 |
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植田 真/作・絵(佼成出版社 本体一三〇〇円)「おやすみ」の向こう側に待っているのは、新しい出会い…。幸せの予感に包まれる「おやすみ」をいろどる青の情景を、美しく謳い上げた絵本。 |
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いちかわくみこ/さく・ひろのたかこ/え(佼成出版社 本体一三〇〇円)赤ちゃんが眠りにつくまでを、やさしい言葉とていねいな絵でつづった、子守唄の絵本。赤ちゃんへの愛おしさが伝わります。楽譜付き。 |
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とりごえまり/さく・やまぐちめぐみ/え(佼成出版社 本体一三〇〇円)コトリちゃんは一年に一日だけ目を覚ます、小さな小さな女の子。友だちの小鳥さんに乗って、大切な贈り物を届けに出かけます…。 |