“さがしています。こんな本”
月刊「こどもの本」2013年4月号より
新学期におくる 図書館向きシリーズ2013
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ふくだゆきひろ、横塚眞己人・他/しゃしんとぶん(そうえん社 14300円)未来へ守りつづけたい地球環境をダイナミックな写真で紹介するシリーズです。佐渡島のコブダイの生態の不思議、沖縄のサンゴやヤンバルクイナがさらされている危機、身近な田んぼにあらわれる外来生物、ボルネオ島の上空写真からわかる社会の真実……。それぞれの分野において第一線で活躍するカメラマン・作家が、現代の子どもたちに「今、地球でおきていること」を伝えます。子どもたちの科学する心と広い世界への関心をはぐくみます。第1巻『ラポラポラ 森にすむ妖精』と第3巻『サンゴの森』は、小学校国語の教科書でも取り上げられています。 |
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ベル・ムーニー/作、宮坂宏美/訳、スギヤマカナヨ/絵(徳間書店 4800円)ハリーは犬を飼うのが夢。転校したてで友だちもいないけど、大型犬を飼っていると想像して、さびしさをまぎらわしています。そんなある日、お母さんが連れてきたのは、見たことがないほど小さなマルチーズ。こんなの、犬じゃないと、最初は無視していたハリーですが…? 気の優しい男の子と、生意気な小型犬のほのぼの楽しい、低学年向きシリーズ全4巻。さし絵がたっぷり入り、読みやすいと好評です。 |
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味元敬子/文(リブリオ出版 11200円)東日本大震災以降、これまで以上に注目を集め、その必要性が叫ばれている「エコ」や「リサイクル」。今や関連商品は多種多様にあります。そして、それらの商品を購入することもエコ生活の一つですが、このシリーズでは、日常生活にあふれる無駄をなくすコツを用途別に紹介しています。捨てようと思っていた洋服や買いすぎた食材がアイデアひとつで大変身。まずは身の回りの〈もったいない〉からエコ生活を始めてみましょう。 |
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羽崎泰男/著(ひかりのくに 1200円)いつでも、どこでも、だれとでも、カンタンに遊べる鬼ごっこを50本集めました。
2012年3月に文部科学省から出された「幼児期運動指針」に「主体的に体を動かす遊びを中心とした身体活動」として、特に鬼ごっこの名称も取り上げられています。鬼ごっこをすることで、遊びの中でしぜんと反射的であったり危険回避に役立つ体の使い方が身につき、また全身運動が活発になることで脳の発達にも良い影響が期待できます。幼稚園・保育園・小学校で今こそ鬼ごっこです。 |
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あさのあつこ/監修(鈴木出版 7500円)どこかで出会った「ことば」が忘れられないことってありますよね? 本やまんがや映画の主人公たちが口にしたセリフに、心をわしづかみにされたり…。そんな「ことば」を集めたのがこのシリーズです。それぞれ、マンガ、文学、映画のセリフが各巻ごとに101、全部で303の「ことば」に出会えます。監修者は人気作家のあさのあつこ氏。各巻頭には「あさのあつこ先生のイチオシ!」と「あさのあつこ先生に聞いてみました!」が掲載されており、「ことば」というものに敏感な作家という立場から書かれた文章は、興味深い内容です。作品紹介や書誌データが充実しており、その本や映画を探したいと思った読者にも親切な構成で使いやすいシリーズです。 |
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R・L・ラフィーバース/作、ケリー・マーフィー/絵、千葉茂樹/訳(あすなろ書房 4000円)ある日、10歳の少年ナサニエル・フラッドのもとに、両親を乗せた飛行船イタリア号が北極の氷上に墜落したという知らせが届く。ナサニエルは、父の従姉妹のフィルおばさんと暮らすことになるが、おばさんの家に到着してびっくり! 実はフラッド家は、代々幻獣学者の家柄だったのだ。ドラゴンやユニコーンなど神話や伝説に登場する、不思議な生きものについて研究し、保護するという、その風変わりな仕事の見習いとなったナサニエルは、フィルおばさんのもとで修業を開始。まずは、五百年に一度生まれ変わるというフェニックスの誕生を見守るため、アラビアへと旅立つ二人だったが……。ユニークな幻獣ファンタジー。動物好きの子に特におすすめ! |
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はせみつこ/編、飯野和好/絵(冨山房 4400円)『しゃべる詩あそぶ詩きこえる詩』 |
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笠原良郎、浅川陽子/監修(講談社 各880円)事実だけが持つ驚きに感動し、世の中とつながること。感動したことをさらに調べ、授業とつながること。感動を話し伝えて、他者とつながること。こうした「つながる力」をもとに「生きる力」を育む、短編ノンフィクションの学年別アンソロジーです。さまざまなテーマの実話を各巻8~12話収録していますので、朝読にもぴったり。各章の扉に掲げた迫力ある写真で物語世界へいざないます。巻末には学年別教科との対応や関連書のブックガイドも収録。……と、堅苦しい説明はここまでにして、何よりもお伝えしたいのは、「本当にこんなことがあったなんて!」「自分も頑張ろう!」「人間ってすごいなあー」そんな、元気の出るお話が満載です! |
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セルマ・ラーゲルレーヴ/原作、菱木晃子/訳・構成、平澤朋子/画(福音館書店 各1400円)100年読み継がれたスウェーデンの古典童話の『ニルスのふしぎな旅』の魅力をもっと広めたい、1000ページを超える作品の重厚さには腰がひけてしまいそうな年齢層にも手軽に手にとってもらえるニルスの本を作りたい─こうした思いから、このシリーズは企画されました。ニルスが旅先で出会うおはなしを6話えらんで、フルカラーの挿絵で、6冊の絵童話を作りました。6つのおはなしをえらぶにあたっては、小学3、4年生くらいの子が興味を持ちそうな内容か、絵童話としての展開はどうか、6話のテーマと分量にかたよりはないか、といった観点から吟味し、最終的にタイトルを調整して決定しました。〈小学中学年から〉 |
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吉野俊幸/写真、寒竹孝子/文、高橋和枝/絵(アリス館 各2600円)季節と場所で出会える鳥をじっくり観察しました。鳥は、町なかでも、山や海でも出会えるもっとも身近な生き物のひとつです。
表情やしぐさを、美しい写真と愛らしい絵を使った観察ノートで紹介します。 |
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ブライアン・モーセズ・他/作、たなかまや/訳(評論社 各1200円)現在ほど、子どもたちの「心」と向き合うことの重要性がとりあげられているときはありません。ことさら問題が「いじめ」ともなるとその緊急性、重要度については言を俟ちません。
本シリーズはⅠ期・Ⅱ期とわかれています。今回ご紹介するⅡ期は今、特に注目されている「いじめ」に関する、対処法や相手への理解、それに大人への助けの求め方など、低学年の子どもたちに向けた書、『いじめられたらどうしよう』を収録した、評価の高いロングセラーです。そのほか、誠実・行儀・自立など8つのテーマを含んでいます。教育現場でご活用いただきたいシリーズです。 |
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スージー・エスターハス/文と写真、成島悦雄・他/訳(さ・え・ら書房 各1800円)ほ乳動物の赤ちゃんは、おかあさんのおっぱいをのんで大きくなり、おかあさんから生きていくための方法を教わり、やがて大人になって、次の世代をまかされます。この「どうぶつの赤ちゃんとおかあさん」シリーズは、母親と、赤ちゃんから大人になるまでの野生動物のすがたを、スージー・エスターハスが見事な写真で記録しています。 |
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宮下すずか/文、いとうのぶや/絵(くもん出版 1200円)「あいうえお」の表の文字たちは、みんなが寝ている真夜中や、家に誰もいないとき、表から飛び出しては遊んでいます。今日は席がえをしようということに。一体どんな並びかたになるのでしょうか。文字を組みかえて別の言葉にする「アナグラム」を軸に、ことばや文字の不思議な世界を楽しめる物語。
ことばへの興味・関心を育む、低学年のためのおはなしシリーズ「ことばって、たのしいな!」。『あいうえおの せきがえ』の他、『かいぞくゾイカ うちゅうなぞなぞ大ぼうけん』『はるかちゃんとかなたくんの しりとりさんぽ』『なまえをかえましょ!まほうのはさみ』『ジャングル村はちぎれたてがみで大さわぎ!』の計5巻。日本語の魅力たっぷり。 |
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おおはしよしひこ/作(偕成社 各1600円)日本全国47都道府県を、地方別に全6巻のまんがで楽しく学習できるシリーズ。やんちゃでダジャレ好きの妖精「またさぼろう」と、旅行好きの小学生の女の子「リョーコちゃん」が、北は北海道から南は沖縄まで旅をしながら各地の地理や歴史・産業・文化などを紹介します。巻頭のカラー口絵では各都道府県の代表的な名所を掲載。特産物やご当地メニューなど楽しい見所もいっぱいつまっています。 |
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ディケンズ・他/原作、小林たつよし・他/まんが(小学館 各950円)【学習まんが 世界名作館】は、世代を超えて愛されてきた文学史にのこる名作に、現代の子どもたちにも親しんでもらいたいと願って企画した、新しい学習まんがシリーズです。遠い国の遠い時代の物語は、子どもたちには容易には想像しづらい世界です。しかし、まんがの表現形式を利用することでイメージを膨らませやすくなり、さらに解説記事を充実させることで、楽しみながら深く理解することが可能になります。いまの小学生たちが、題名は知っていてもなんとなく手にとりづらかった「名作」に触れる最初の一歩となり、「次は小説でも読んでみたい!」と思わせる構成となっています。〈小学生〉 |
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ビアトリクス・ポター、ジェラルディン・マコックラン・他/作(大日本絵画 15200円)小学校低学年から高学年まで幅広い年齢層のお子さまに楽しんでいただける本をセットにしました。名作から科学の絵本までバラエティ豊かなラインナップでお届けします。あっと驚くしかけや、子どもたちが大好きなキャラクターが登場する絵本です。読書が苦手なお子さまにも、興味をもっていただけるような、読書体験への入り口としても最適です。 |
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深光富士男/文(佼成出版社 各1500円)興味を抱いても見ることのできない仕事の現場やプロジェクトのスタッフたちの熱い仕事ぶりを綿密な取材で追った、読み応えのあるノンフィクションのシリーズです。
プロジェクトを担うさまざまな役割を持った人たちにインタビューを敢行し、素顔を紹介。
プロジェクトを時系列、仕事の分野別に編集し、全貌をわかりやすく伝えています。
迫力のある写真や楽しい図版、イラストを多用し、ビジュアルな作り! |
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下郷さとみ/文、山元かえ、和久田容代/絵(あかね書房 8400円)1巻では、時間的に遠い太平洋戦争から現代の情報社会がおびやかす平和を考えていきます。2巻では、距離的に遠い海外の紛争から教室で起こりうるいじめの問題を考えていきます。昔のこと、他国のこと、人のこと…ではなく、自分自身がその場に居たら、なにを思い、どう行動するかをリアルに考えるきっかけになることを願っています。
太平洋戦争、国際紛争、メディアリテラシー、いじめ…今までにない切り口で考える平和学習に必携のシリーズです。 |
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河合 敦/監修(PHP研究所 各1800円)困難にくじけることなく、いくつもの苦悩や試練を乗り越え、日本と世界のかけ橋となった人たちがいます。その生涯と功績を、写真やイラストをまじえてビジュアルに紹介。各巻16名、計48名を収録。 |
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ガース・ニクス/著、原田 勝/訳(主婦の友社 14000円)あのガース・ニクスの超人気シリーズ。米国では250万部突破! これから語り継いでいかれるであろう、ファンタジーの名作、全7巻です。ハウスという異次元世界にアーサーが初めて入った時の扉止めの丘から見た風景、煤煙渦巻く地底界の発掘現場、巨大な白鯨に向かって突進する潜水艦、パズルのように動く大迷路、記憶を吸いとるカルデラ湖、そして、巨大トンボから見おろす緑豊かな至高の園など強く印象に残る場面が目白押しで、物語には考えうるあらゆる伏線や謎がぎゅっと詰まっています。果たして、アーサーとリーフは家族の元へ帰れるのか? 地球は、そして宇宙はどうなってしまうのか? 待ちわびる思いでクライマックス!〈小学生から大人まで〉 |
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榎本 功・他/写真(ひさかたチャイルド 7000円)森に集う生きものたちの自然の営みを詩情豊かにつづった『どんぐりもりのおきゃくさん』。いろいろなエサを置いて野鳥を身近な場所に呼ぶ方法を紹介する『とりをよぼう!』。アゲハが小さな卵から幼虫を経て、成虫になるまでを記録した『あげはのへんしん』。身を守るために周囲の生きものや植物に隠れる海の生きものたちを探し絵のように紹介する『うみのかくれんぼ』。見事に擬態する虫たちを自然物と並べクイズにした『こんちゅうかくれんぼクイズ』。身近な存在ではあるものの、謎が多いカタツムリのさまざまな特技や秘密を解説する『かたつむりのひみつ』。子どもたちの、身近な生きものたちへの「?」に答えてくれるシリーズです。 |
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池谷和信/著、山本暁子/絵(童心社 5800円)わたしたちは〈家畜〉なくしては生きられない生活を営んでいるにもかかわらず、多くのことを知りません。こんなに身近で人類とともに生きてきた生き物のことを、「もの」としてとらえることしかできなくなっているのではないでしょうか。近代化とともに人間がいかに効率を求め、自然を意のままにし続けてきたが故のいまがあることに気づかされます。持続可能な社会作りへの大きな転換期を迎えているいま、私たちが生きるうえで本当に必要なものは何か、私たちはどう生きていけばいいのか。地球環境問題、人口問題、食料問題をふまえて、家畜と人の未来をみつめるシリーズです。 |
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糸井邦夫/監修(汐文社 7500円)雪舟、葛飾北斎、横山大観、平山郁夫、東山魁夷、小磯良平など、日本の美を体現してきた画家を紹介するシリーズ。
小学校、中学校の主要教科書で紹介されている画家の、代表作やおいたちなど、基本的な情報がわかります。日本のアニメ、まんがとの意外な接点など、「児童の目線」をふまえた話題も紹介しており、本書を介し日本の誇る伝統技法を身近に感じることができます。 |
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寺西恵里子/著(小峰書店 各2600円)簡単に、だれでもかわいらしく作れる手芸のアイデアが、ぎっしりつまったシリーズ。材料別の巻構成で、その材料の特徴や扱い方の基本がしっかりわかります。初めてチャレンジする人でも作業をスムーズに進められるように、コツや基本も写真つきで丁寧に解説します。材料や道具の特徴を学べる「なるほど! 手芸大じてん」も収録。 |
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髙木まさき、森山卓郎/監修(光村教育図書 9600円)教科書の「話す・聞く」「書く」の言語活動に沿ってさまざまな場面を設定し、そこでよく使われる書き方・話し方、効果的なことばの使い方を紹介します。それぞれの場面で使ってほしいことばを意味のまとまりごとに示した一覧も収載。一覧からことばを探してみることで、日本語の多様さに出会い、より豊かで的確な表現ができるようになります。国語科だけでなく、理科や社会科のレポートの書き方や手紙の書き方など、他教科の学習や日常生活にも役立つ内容が満載です。 |
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小池康郎/監修(文研出版 12500円)世界人口の増加や工業化にともない、世界のエネルギー消費量は上昇し続けています。また日本では東日本大震災以降、エネルギー問題は、より注目を集める話題となりました。クリーンで安定的な次世代エネルギーへの期待も高まっています。いま、何が問題となっているのか。日本だけでなく世界各地におけるエネルギーをめぐる諸問題を、環境、災害、産業、国際関係など、さまざまな視点から豊富なデータとともに解説したシリーズです。各巻にわたり、インパクトのある写真と最新のデータを豊富に使用し、読者の興味をひきつけ、自ら考える助けとなる工夫がいっぱい。調べ学習等に最適なシリーズです。 |
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アダム・サザーランド/原著、稲葉茂勝/翻訳・著(ほるぷ出版 8400円)インターネットに影響を与えた、3つの世界的な大企業を紹介するシリーズ。名前は聞いたことがあっても、どんなことをしているのか、どんな会社なのか、詳しくは知らないことも多いはず。そんな企業を、豊富な写真でわかりやすく紹介します。映画にもなった世界最大のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の会社『フェイスブックものがたり』。初めてパソコンを発売し、それをファッショナブルに変化させ、さらにインターネットやiPhoneに至るまで進化を続ける『アップルものがたり』。一人の大学生の夢からスタートした世界最大のインターネット検索エンジンの会社『グーグルものがたり』の、全3巻。本文総ルビ。 |
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津幡道夫/著(大日本図書 12000円)「ジャガイモ」「イネ・米」「トウモロコシ」「コムギ」は、「世界の四大作物」といわれており、とても優れたパワーの持ち主。栄養たっぷりの食べ物としてはもちろん、エコ資源としても大活躍! まさに「地球を救う植物」です。そのパワーを、植物、作物、歴史、実験・料理、の4つの視点で大公開! それぞれの巻に登場する博士の問いかけにしたがって、パワーのひみつを探ってみましょう。
本シリーズは、子どもの興味と好奇心を喚起し、好奇心を働かせ、さらに科学的な探求の力を養うことをねらいとしています。そのため、簡潔で子どもに問いかけるような表現にしており、子どもたちが楽しみながら読み進められるシリーズです。 |
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尾木直樹/監修(ポプラ社 各1900円)思春期をむかえた女の子たちは、とてもデリケート。複雑になる友人関係や自分のからだへの疑問、家族との小さな衝突など、心とからだの変化にともなうさまざまな悩みに向き合います。
この年頃の女の子ならだれもが抱えている悩みに、《尾木ママ》こと教育評論家・尾木直樹先生がやさしく答えます。
女の子たちは、いろいろな体験談に「あるある!」と共感しながら読み進めます。そうしながら尾木ママのアドバイスにしたがって自分の心の動きにかくされたものを知り、自分と周囲を冷静に見つめなおし、悩み解決の糸口を見いだせるよう導く本です。 |
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山口典孝/著(誠文堂新光社 2200円)野球のダルビッシュ有選手やサッカーの香川真司選手のように、世界で活躍するアスリートのパフォーマンスをテレビで観戦するのはわくわくするものです。自分も体育の授業やスポーツの試合で活躍したいと思う子どもたちも多いでしょう。本書では、一流選手の動きを解剖図で見せながら、骨や筋肉がどのように機能しているのか、人体のメカニズムを小、中学生の子どもたちにわかりやすく解説しています。
逆上がりやマット運動、かけっこ、球技など、いろいろな運動でスポーツ科学にかなった上達法も伝授。実際に体を動かしながら学んでいけます。体育の授業にもすぐ使える科学がたくさん詰まった1冊です。 |
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髙柳雄一/監修・他(フレーベル館 各1900円)身近な素材をつかった科学遊びや自然遊び、学校でも飼育・栽培される動植物の育て方など、試して、理解できる図鑑シリーズです。「楽しそう!」「きれい!」「やってみたい!」と思える美しいビジュアルが子どもの興味を引き出し、実体験を「コツ」や「ちゅうい」などでしっかりサポート。自分で体験するからこそ得られる感動と確かな知識をお届けします。小学校入学前から、高学年まで一番長く使える図鑑です。 |
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小泉武夫/監修、平凡社編集部/編(平凡社 1900円)昨年度から小学校で新学習指導要領が完全実施。本格的に始まった「食育」に日本地図の基礎学習をからめたユニークな編集。米からやさい、肉、魚まで、おもな産地が《地図》で学べる。栄養や流通のしくみ、各地の特産物などが《図鑑》で学べる。食べものを通して地図への関心を芽生えさせる、まったく新しいタイプの地図絵本、誕生! |
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手塚治虫、水木しげる・他/漫画(金の星社 18000円)原爆、子ども、銃後等のテーマごとに戦争漫画を収載。手塚治虫、ちばてつや、赤塚不二夫、水木しげる等の巨匠から、『社長島耕作』の弘兼憲史、『シティハンター』の北条司など第一線の作家、気鋭の若手まで内容も年代も幅広く収録。『こち亀』の秋本治の作品など出版社や掲載誌を超えて収載した奇跡的なシリーズです。今こそ漫画で平和と戦争について考えてみよう。 |
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曽木 誠/監修、市村 均/文、伊東浩司/絵(岩崎書店 9000円)授業で新聞を教材として活用するNIE(教育に新聞を)が多くの学校で実践されています。新聞をつかったさまざまな学習のアイデアを、全国の学校での実践例を交えながら紹介。臨場感あふれる新聞社の現場の様子や新聞の楽しい読み方、自分たちで行う新聞の記事づくりの方法などについても収録。新聞のおもしろさを発見し、社会への関心を高め、思考力を身につける画期的なシリーズです。情報の宝庫「新聞」を活用して楽しく学ぼう! |