日本児童図書出版協会

児童書出版文化の向上と児童書の普及を目指して活動している団体です

“さがしています。こんな本”

月刊「こどもの本」2011年9月号より

おじいさん、おばあさんの本

 息子の通う園では敬老の日のイベントで祖父母を招いてお団子作りをするそうです。でも、両親ともに実家が遠く来てもらうことができません。せめて本の中のおじいちゃん、おばあちゃんに会わせてあげたいのですが…。(東京都・会社員)

ジュゴンのくる海

宮里きみよ/文・ふりやかよこ/絵(新日本出版社 本体1500円)

おじいは沖縄の海にジュゴンが帰ってくるのを待っている。海の神の使いといわれるジュゴン。おじいと少年が月明かりの海で出会ったジュゴンは……。(小学中〜高学年)

ぼくの家はゴミ屋敷?

高橋秀雄/作・ひろのみずえ/絵(新日本出版社 本体1400円)

両親の離婚、母親の再婚で、一義はばあちゃんと2人でくらしていた。家庭の事情にふりまわされながらも、たくましくめげな一義をあたたかく描く。(小学中〜高学年)

ぬくい山のきつね

最上一平/作・宮本忠夫/絵(新日本出版社 本体1500円)

おトラ婆さんのところへ、死んだはずの夫が現れます。鼻の下に銀色のひげ。きつねです…。過疎の村で生きる人々をユーモラスに温かく描く。(小学高学年〜中学生)

おじいちゃんの木

内田麟太郎/ぶん・村上康成/え(佼成出版社 本体1300円)

子ザルのモンちゃんは、おじいちゃんのおじいちゃんの、そのまたおじいちゃんに会いに行くのです。命のリレーをほのぼのタッチで描きます。(3歳から)

おばあちゃんの花

内田麟太郎/ぶん・村上康成/え(佼成出版社 本体1300円)

モンちゃんは、タンポポの花畑が大好き。それは、おばあちゃんとの思い出がつまってるから。亡き人への思いを、やさしく謳い上げます。(3歳から)

さよなら、おばあちゃん

西本鶏介/作・狩野富貴子/絵(佼成出版社 本体1300円)

病気のおばあちゃんを助けたいまこと君は、おばあちゃんの観音様を持ち、病院へ向かいます。大切な人との別れを詩情豊かに描いたお話です。(5歳から)

いたずらおばあさん

高楼方子/作・千葉史子/絵(フレーベル館 本体1100円)

洋服研究家のエラババ先生が開発したのは、なんと1枚着るごとに1歳若返るというふしぎな服でした…。(小学中学年から)

ドワーフじいさんのいえづくり

青山邦彦/作・絵(フレーベル館 本体1300円)

気むずかしいドワーフじいさんが、家をつくることになりました。すると、つぎつぎに動物たちがやってきて…。(幼児から)

エマおばあちゃん

ウェンディ・ケッセルマン/文・バーバラ・クーニー/絵・もきかずこ/訳(徳間書店 本体1300円)

72歳の、ひとり暮らしのエマおばあちゃん。誕生日のお祝いにもらった絵をながめているうちに、自分でも絵を描いてみたくなり…? 素朴で味わい深い絵本。(3歳から)

だいすきだよ、オルヤンおじいちゃん

カミラ・ボルイストレム/作・石井登志子/訳・千葉史子/絵(徳間書店 本体1200円)

老人ホームで、同じ名前のおじいさんと仲よくなったオルヤン。でもある日、ベッドがからっぽになっていて…。世代を超えた友情を温かく描く心に残る物語。(小学低、中学年から)

おばあちゃん、ぼしゅう中!

アーニャ・トゥッカーマン/作・齋藤尚子/訳・高橋由為子/絵(徳間書店 本体1700円)

ママと2人暮らしの女の子シュテフィは、放課後はいつも1人でお留守番。おばあちゃんがいたらいいのにな…。そうだ、新聞に広告を載せよう! 楽しい物語。(小学低、中学年から)

ピンクのチビチョーク

新藤悦子/作・西巻茅子/絵(童心社 本体1100円)

チーばあばが、いろんなことをわすれていく病気になった。わたしのこともわすれちゃうのかな。いっしょに絵を描くのが好きだったわたしは…。(小学低学年から)

ばばちゃんやさいがいっぱいだ!

長谷川知子/作・絵(文研出版 本体1200円)

おれのばばちゃん、近ごろなんだか変。毎日どこかへ出かけていく。さがしまわって、やっと見つけたら、畑でやさい作りをはじめてた。「お母さんたちには、ないしょだよ」(幼児〜小学低学年)

ゆうれいばあちゃんのねがい

井上よう子/作・宮本忠夫/絵(文研出版 本体1200円)

亡くなったおばあちゃんが大切にしていた花びんにひびを入れてしまった! 次の日、失敗の連続で、ゆうきが「花びんのたたりだ」と友だちのいっぺいに話したところ…。(小学低学年)

冒険に行こう、じいちゃん

あんずゆき/作・藤田ひおこ/絵(文研出版 本体1200円)

何年かぶりに、突然おじいちゃんが光平の家にやってきた。話すのが苦手でひっこみじあんの光平だが、明るくて前向きなおじいちゃんの影響を少しずつ受けていく…。(小学中学年)

おじいちゃんがおばけになったわけ

キム・フォップス・オーカソン/文・エヴァ・エリクソン/絵・菱木晃子/訳(あすなろ書房 本体1300円)

「死と別れのあいさつ」をあたたかく描いた心にしみるデンマークの傑作絵本。「この絵本が好き!」2005年の絵本(翻訳絵本)第1位!(小学低学年から)

ぶたばあちゃん

マーガレット・ワイルド/文・ロン・ブルックス/絵・今村葦子/訳(あすなろ書房 本体1500円)

死を予感して、したくを始めるぶたばあちゃんと、悲しみをこらえて寄りそう孫娘。2人の生と死の受け入れ方を描くオーストラリアの傑作絵本。(小学低学年から)

がばいばあちゃん めざせ甲子園

(みらい文庫版)
島田洋七/作・西公平/絵(集英社 本体580円)

「腹へった!」といえば「気のせいや」と言い、ザリガニを「伊勢エビ」とよぶ。そんながばい(=すごい)ばあちゃんと俺の本当にあった笑えて泣ける話。(小学中学年から)

おばあちゃんの時計

ジェラルディン・マッコーリーン/文・スティーブン・ランバート/絵・まつかわまゆみ/訳(評論社 本体1300円)

過ぎていく秒や分や時、かさなる週、月、年…。時計の中におさまりきれない「時」のすばらしさを、おばあちゃんの「時計」は教えてくれた。(小学低学年から)

おばあちゃんがちいさかったころ

ジル・ペイトン・ウォルシュ/ぶん・スティーブン・ランバート/え・まつかわまゆみ/やく(評論社 本体1300円)

昔はいろんなものが今とはちがっていた。でも、今のほうがずっと楽しいよ。だって、それはね…。おばあちゃんと孫の温かい心がかようお話。(小学低学年から)

おじいちゃんへのプレゼント

ニコラ・ムーン/ぶん・アレックス・アイリフ/え・そのひかる/やく(評論社 本体1200円)

ルーシーは、大すきなおじいちゃんにあげる絵をかく。でも、絵の具じゃなく、布や葉っぱで「はり絵」をつくる。だって、おじいちゃんは…。(小学低学年から)

チュンタのあしあと

おくはらゆめ/作・絵(あかね書房 本体1400円)

すずめのチュンタは、ウメコおばあさんが気になってしかたない。ついに家の中をのぞくと…。人気絵本作家が贈る、ほんわか優しい物語。(幼児から)

忘れても好きだよおばあちゃん!

ダグマー・H・ミュラー/作・フェレーナ・バルハウス/絵・ささきたづこ/訳(あかね書房 本体1400円)

おばあちゃんはアルツハイマー病です。でも私はそんなおばあちゃんが大好き! おばあちゃんをあたたかく支える家族のお話です。(小学低学年から)

おばあちゃんがいなくなっても…

ルーシー・シャーレンベルク/作・フェレーナ・バルハウス/絵・ささきたづこ/訳(あかね書房 本体1400円)

大好きだったおばあちゃんが亡くなり、悲しみに暮れる少女がおばあちゃんの死を受け入れるまでを心に寄り添うように描く美しい絵本!(小学低学年から)

さよならはいわない

おぼまこと/作・絵(PHP研究所 本体1200円)

はなれて暮らす祖父からお祭りに誘われ、初めて1人で水上バスに乗り、お泊りするゆうた。祖父とすごすうちに祖父が大好きになりますが……。(4、5歳から)

おばあちゃんの絵てがみ

そうまこうへい/作・絵(PHP研究所 本体1200円)

ゆきちゃんは、田舎のおばあちゃんから絵てがみをもらいました。ゆきちゃんも返事をかいてだすと、2人の絵てがみ交換が始まりました。(4、5歳から)

ひみつのひきだしあけた?

あまんきみこ/さく・やまわきゆりこ/え(PHP研究所 本体1200円)

おしいれの中からでてきた毛糸で、ベレー帽を編もうと考えたチイばあちゃん。かぎばりがないかと机のひきだしをあけてみると……?(4、5歳から)

おじいさんのいえ

植垣歩子/文と絵(偕成社 本体1200円)

犬と一緒に旅をしているおじいさん。ねこやねずみの家、古いお屋敷をたずねるうちに、自分の帰るべき場所を見つけたようです。その場所とは?(4歳から)

フェドーラばあさんおおよわり

コルネイ・チュコフスキー/作・ヴァレンチン・オリシヴァング/絵・田中潔/訳(偕成社 本体1400円)

ほこりだらけで毎日ひどい扱いだと、なべやポットやいすたちが、ある日みんなでフェドーラの家から逃げ出した。ユーモラスなロシアの絵本。(4歳から)

あの庭の扉をあけたとき

佐野洋子/作(偕成社 本体1200円)

幼い私が出会った偏屈なおばあさん。その人生に秘められたアイの歴史とは…。鋭いユーモアと切なさ、そして圧倒的な独創性が心に響く物語。(小学高学年から)

おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん

長谷川義史/作・絵(BL出版 本体1400円)

「おじいちゃんのおじいちゃんはどんなひと?」男の子の素朴な質問に、時がどんどんさかのぼり…。ユーモラスでほっとする読後感の人気絵本。(4、5歳から)

おばあちゃんのちょうちょ

バーバラ・M・ヨース/文・ジゼル・ポター/絵・ふくもとゆきこ/訳(BL出版 本体1600円)

メキシコの人々は、死者の魂をちょうちょが運んでくると信じています。ちょうちょを通じておばあちゃんとの絆を感じていく少女の物語。(小学中、高学年)

おばあちゃんがいったのよ

ジル・ペイトン・ウォルシュ/ぶん・ソフィー・ウィリアムズ/え・えんどういくえ/やく(BL出版 本体1260円)

世界中を旅行して、素敵なものをたくさん見てきたおばあちゃんは、それらのすべてより、孫の私が大切だって言う…。愛情あふれる温かな絵本。(4、5歳から)

こわれたとうふ

下村昇/作・井上正治/絵(リブリオ出版 本体1400円)

小学生の恵美は、公園で出会ったおばあちゃんを思い、また、おじいちゃんの死を経験し、お年寄りとのかかわりについて考えます。(小学中学年から)

おじいちゃんは遊びの名人

3世代で楽しむ伝承遊び
多田千尋/著(ひかりのくに 本体1180円)

昔懐かしいけん玉やメンコ、作って楽しい糸巻き車や草花鉄砲など、祖父と孫との新しいコミュニケーションを提唱した遊び図鑑です。(幼児から)

お孫さんが0・1・2歳向き

新米おばあちゃんはあそびの達人

多田千尋/著(ひかりのくに 本体1180円)

わらべうた・ふれ合い遊び・布おもちゃ等、新米おばあちゃんのための懐かしい遊びが満載。ちょっと忘れていたあの遊びもすぐに思い出せます。(0歳から)

お孫さんが3・4・5歳向き

新版おばあちゃんはあそびの達人

多田千尋/著(ひかりのくに 本体1180円)

折紙、おはじき、あやとりなどの懐かしい63の遊びをイラスト満載で詳しく紹介。お孫さんと一緒に読みながら楽しめます。千代紙+折紙付き。(3歳から)

おじいちゃんのカブづくり

つちだよしはる/作・絵(そうえん社 本体1200円)

ほのかのおじいちゃんは、藤沢カブという細長くて赤いカブを育てています。山形県の伝統在来野菜を大切に守るおじいちゃんの姿を描きます。(小学低〜中学年)

とらばあちゃんのうめしごと

いちかわけいこ/文・垂石眞子/絵(アリス館 本体1400円)

ゆうたは、初めて木登りをして、梅の実をとります。おばあちゃんから、言い伝えをききながら、梅干し作りを手伝います。巻末にくわしい梅干しの作り方付き。(5歳から)

いわたくんちのおばあちゃん

天野夏美/作・はまのゆか/絵(主婦の友社 本体1500円)

「ぼく、戦争せんけえね。いっぱいいっぱい、友だちつくるけん」。いわたくんちのおばあちゃんと1枚の写真が教えてくれた、平和の尊さとは。(小学低学年から)

ごめんね!ダンスおばあちゃん

小原麻由美/作・つちだよしはる/絵(国土社 本体1200円)

ダンスの上手なれいこさんと孫のかなちゃんは大の仲良し。でも、かなちゃんのある言葉がれいこさんを傷付けて…。心温まる幼年童話です。(小学低学年から)

ぼくの夏休み革命

つちもととしえ/作・大庭賢哉/絵(国土社 本体1300円)

父さんのハウスクリーニングの仕事を夏休みの間だけ手伝うことになったぼく。近所で知り合ったおじいさんの家がゴミ屋敷だと知って…。(小学高学年から)

ミクロ家出の夜に

金治直美/著・影山徹/装画(国土社 本体1300円)

誰にも言えない悩みを抱え、ミクロ家出を繰り返していた美陽。ある日、電車の網棚から不思議なおばあさんの声が聞こえて…。(小学高学年から)

ネコジャラシはらっぱのモグラより

吉田道子/作・福田岩緒/絵(くもん出版 本体748円)

そうたのおじいちゃんへモグラから手紙が来た! 手紙を読んだそうたは、おじいちゃんと初めてネコジャラシはらっぱまで旅に出かける。(小学低学年)

あえてよかったね

山末やすえ/作・徳永健/画(くもん出版 本体1200円)

ワカバとアスカの88歳のひいおばあちゃんは、長いあいだ生きてきたいちばんのごほうびは「ワカバやアスカにあえたことだよ」といった。(小学中学年)

つくも神のゆゆばあ

吉川知保/作・ハラカズヒロ/イラスト(くもん出版 本体800円)

身長は50センチくらいで、すごい力持ち。顔じゅうすっごいしわだらけのおばあさん! しかも熱湯をがぶ飲み! いったい何者なの?(小学中学年)

よーいよーいよい

さいとうしのぶ/作・絵(ひさかたチャイルド 本体1200円)

お散歩するときのおじいちゃんの口ぐせは「よーいよーいよい」。いっしょに歩けば、のんびり楽しい時間が広がって…。愛情あふれるお話。(4、5歳から)

あっちゃんのはたけ

大西ひろみ/作・絵(ひさかたチャイルド 本体1200円)

野菜嫌いのあっちゃんが、大好きなおばあちゃんとの触れ合いを通じ、自然に接し、野菜に親しんでいく姿をユーモラスに描いたお話。(4、5歳から)

おばあちゃんのこもりうた

西本鶏介/作・長野ヒデ子/絵(ひさかたチャイルド 本体1200円)

すずちゃんはおばあちゃんが大好き。風邪を引いたおばあちゃんを、一生懸命看病していると…。子守唄がつなぐ、家族のぬくもりの物語。(3、4歳から)

はなさかじいさん

いもとようこ/文絵(金の星社 本体1300円)

おじいさんの犬が、畑で「ここほれ、わん、わん!」と吠えると、中から小判がざっくざく。同シリーズ「こぶとりじいさん」も人気の名作です。(幼児から)

おじいちゃんわすれないよ

ベッテ・ウェステラ/作・ハルメン・ファン・ストラーテン/絵・野坂悦子/訳(金の星社 本体1300円)

亡くなったおじいちゃんを忘れないためにハンカチに結び目を作るヨースト。祖父を想う少年の心情を美しく描きます。産経児童出版文化賞大賞受賞作品。(幼児から)

さいごのまほう

中島和子/作・秋里信子/絵(金の星社 本体1100円)

もうすぐ魔法が使えなくなってしまう年老いた魔女。「ただのおばあさんになるのもいいけど、何かいいものに変身したいな」さあ、一体何になるのかな?(小学低学年から)

新装版ふるさとを見直す絵本

(全10巻)
みなみ信州農業協同組合/文・熊谷元一、肥後耕寿/絵(農文協 本体各1429円)

長野県の農協が地元の古老と協力して制作、農作業やむら祭り、いろりなどの地域の生産とくらしをありのままに描く。祖父母と一緒に読みたい絵本。(小学低学年から)

わたしゃほんとにうんがいい

せなけいこ/作・絵(鈴木出版 本体1200円)

おばあちゃんがひろった不思議な金貨。銀になり、鉄になり、石になり…。それでもニコニコと「わたしゃほんとにうんがいい!」。気分が明るくなる絵本。(3歳から)

おじいちゃんのごくらくごくらく

西本鶏介/作・長谷川義史/絵(鈴木出版 本体1200円)

ゆうたはいつも大好きなおじいちゃんといっしょ。ある日、おじいちゃんの具合が悪くなり…。揺れる子どもの心を鮮やかに描いた感動ストーリー。(4歳から)

じいちゃんとないしょないしょのやまのぼり

わたなべさもじろう/作・絵(鈴木出版 本体1200円)

けんたはじいちゃんと2人きりで山登り。やっとたどりついた崖の上の滝つぼには、じいちゃんが苦労して放流した岩魚が…。命の尊さが伝わるお話。(4歳から)

じいちゃんのよる

きむらよしお/さく(福音館書店 本体800円)

大人なのにカルピスをストローでジュルジュルすすったり、花火を振り回したり。子どもみたいなぼくのじいちゃん。でも、不思議な力を持っていて…。(2、3歳)

おじいちゃんの口笛

ウルフ・スタルク/作・アンナ・ヘグルンド/訳・菱木晃子/訳(ほるぷ出版 本体1500円)

老人ホームで出会ったニルスさんと少年たちの心温まる交流。さりげなく描かれる出会いと別れが感動を呼ぶ物語。(6歳から)

おじいちゃん

ジョン・バーニンガム/さく・たにかわしゅんたろう/やく(ほるぷ出版 本体1350円)

元気だった頃のおじいちゃんと孫娘のなにげないやりとりを、絵本づくりの名手バーニンガムがすがすがしく描き出した作品。(4歳から)

アンジェロ

デビッド・マコーレイ/さく・千葉茂樹/やく(ほるぷ出版 本体1400円)

別れを告げる最後の瞬間まで相手を思いやるアンジェロじいさんとハトとの交流をさりげなくさわやかに描いた物語。(6歳から)