“さがしています。こんな本”
月刊「こどもの本」2021年11月号より
長編
☆マークがついているものは絵本、★マークがついているものは読みもの、◎マークがついているものは紙しばい、無印はその他(図鑑など)です。
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さかぐちともこ/著、くまおり 純/絵(定価1650円 汐文社)戦争と原爆を乗り越えて、今ふたたび美しい音楽を響かせるようになった「被曝ギター」を題材にして生まれた小説です。 |
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フランク・タシュリン/文・絵、小宮 由/訳(定価1540円 大日本図書)熊が冬眠から目覚めると、そこは工場の真ん中でした。「ぼくは熊です」と言っても信じてもらえず、社長室に連れて行かれて…。 |
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村上しいこ/著、高山裕子/絵(定価1540円 講談社)北海道の大自然を舞台に、『みつばちマーヤの冒険』を愛読する少年と、さまざまな事情を抱えた子どもたちの交流を描く感動作! |
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村山早紀/著、佐竹美保/絵(揃定価3960円 童心社)物語を読む喜びが味わえる、世代を超えて愛されている冒険ファンタジー。フォア文庫版「シェーラひめのぼうけん」を底本とし、大幅に加筆しています。 |
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あさのあつこ/作、佐藤真紀子/絵(定価1540円 教育画劇)巧と豪。二人は出会いバッテリーを組む。運命的な出会いは二人の周囲の大人たちをもまきこみ大きくうねり始める。野間児童文芸賞受賞。 |
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いわむらかずお/著(定価1980円 理論社)トガリ山のてっぺんをめざすトガリィは草原でテントウムシのテントと出会い…。自然の豊かさ奥ふかさを描く絵本作家いわむらかずおの長編絵ものがたり、シリーズ新装版。 |
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ダヴィデ・モロジノット/著、中村智子/訳(定価1870円 岩崎書店)壊れた懐中時計を偶然手にした子どもたちは、波乱に満ちた冒険へと導かれていく。読みだしたら止まらない、ピカレスク児童文学! |
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M・G・ヘネシー/作、杉田七重/訳(定価1760円 鈴木出版)新しく男の子が仲間入りし、4人で冒険に出かけることになる。その旅が終わった時、本当の家族になれるだろうか。 |
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キャサリン・ドイル/作、村上利佳/訳(定価1760円 評論社)新しく<嵐の守り手>に選ばれたフィオン。が、自分の魔法が思うように使えない。闇が広がるなか、フィオンの力が試される! |
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ジラ・ベセル/著、三辺律子/訳(定価1760円 小学館)生まれつき色を識別できないオーデンは「レインボーマシン」を探す中で不思議なロボット、パラゴンと出会う。 |
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丘 修三/作、村上 豊/絵(定価1923円 佼成出版社)明治時代に仙台の町で無邪気に自由に生きた実在の人物,四郎さん。笑いと涙に包まれた彼の人生が優しく語りかけてくれるものは…。 |
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芝田勝茂/作、佐竹美保/絵(定価1980円 小峰書店)あの待望のファンタジーが装いもあらたに復刊! 少女クミルはドーム郡を救えるのか?ヌバヨとはだれなのか…。クミルは旅立った。 |
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日向理恵子/作、山田章博/絵(定価1760円 ほるぷ出版)黒き森を、火狩りが駆ける。炎魔を狩り〈火〉を手にするために。人類最終戦争後の世界で生きぬく子どもたちを描くファンタジー。 |
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アイシャ・サイード/作、相良倫子/訳(定価1760円 さ・え・ら書房)女、だから、ですか——自由も、夢も、すべてうばわれた少女の怒り、叫び、そして、勇気。これが、ジェンダー不平等の現実。 |
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高田由紀子/著、結布/絵(定価1650円 ポプラ社)ぶつかりあう少年たちの思いは、やがて水を切る一つの風になる。運命の出会いとアツい絆を描く、佐渡が舞台の青春競泳小説! |