“さがしています。こんな本”
月刊「こどもの本」2020年1月号より
家族の本
|
長野ヒデ子/作・絵(本体1280円 ひかりのくに)お父さんあそーぼ! するとお父さんはたちまち馬に、くじらに変身。次は何かな? 親子のふれあい遊びを絵本でユーモラスに表現しました。 |
---|---|
|
たかおかまりこ/原案・さいとうしのぶ/作・絵(本体1280円 ひかりのくに)不思議な電子レンジが届いた。僕とパパがお皿を入れて食べたい物を歌うと、お皿の上にごちそうが登場! そう、今日は新しい家族を迎える大事な日! |
|
たかおかまりこ/作・さいとうしのぶ/作・絵(本体1280円 ひかりのくに)冷蔵庫が突然しゃべった! ダジャレで笑わせると中からスイーツを出し、パパの寒いダジャレには氷の山が! 最後には家族みんなでかき氷を作ったよ。 |
|
越水利江子/作・牧野千穂/絵(本体1500円 ポプラ社)大好きな家族と暮らす小学3年生の笑生子。兄の出征が決まり、幸せな生活にも戦争の影が忍び寄り……。著者の母親をモデルにした家族の絆の物語。 |
|
当原珠樹/作・酒井 以/絵(本体1200円 ポプラ社)大すきなおばあちゃんを亡くしてしまった雄一。同級生の竜也から、天国にいる「神さま」の話をきき、願いごとをかなえてもらおうと交信を試みるが……。 |
|
メル・エリオット/さく・三辺律子/やく(本体1500円 岩崎書店)友達のマチルダには、パパがふたりいる。うちとはちょっと違うけど、大切なことは同じなんだ。新しい家族のカタチを、子どもの目線で描いた絵本。 |
|
つくもようこ/作・かわいみな/絵(本体650円 講談社)神野元芽は、雲母坂小学校5年生の女の子。毎週金曜日の夜は喫茶店を経営するおじいちゃんの家に泊まることに。そのおじいちゃんには秘密があった! |
|
福田隆浩/著・えがしらみちこ/装画(本体1400円 講談社)秋田に住む小学6年生の穂乃香は、亡き母の少女時代の大切な思い出の謎を探すため、会ったことのない長崎の小学生へ手紙を送る。 |
|
ひがしあきこ/作(本体1300円 くもん出版)弟が生まれて以来、ママは弟にかかりっきり。ののちゃんは枕を赤ちゃんに見立て、自分もママになることにしました。家族の温かさを感じる絵本。 |
|
ねじめ正一/作・山村浩二/絵(本体1300円 くもん出版)おばあちゃんは、キックボクシング世界おばあちゃん級のチャンピオン。でもおじいちゃんが病気になってしまって……。支え合う家族の絆を描く絵本。 |
|
なかがわちひろ/作・絵(本体1200円 理論社)どこの家でもある家族のけんか。最初はささいなことでも収拾がつかなくなることも……。実は家にこっそり住んでいるぷんぷんおばけのせいだとしたら? |
|
バーバラ・オコーナー/作・こだまともこ/訳(本体1500円 評論社)スモーキー山脈にある古ぼけたホテルに、偶然四つの家族が集まって……思いもしなかった温かいつながりが生まれます。優しい物語。 |
|
ミシェル・マゴリアン/作・中村妙子/訳(本体2000円 評論社)村に疎開してきた内気な少年を預かったのは頑固なトムさん。が、二人はいつしか本当の「家族」になっていく。ガーディアン賞受賞作。 |
|
サラ・ペニーパッカー/作・ジョン・クラッセン/絵・佐藤見果夢/訳(本体1500円 評論社)死にかけていた子ギツネを助け、大切に育てたピーター。深い絆で結ばれて家族になるが、別れ別れになってしまう。再会の日は来るのか? |
|
ポーラ・メトカーフ/文・スザンヌ・バートン/絵・福本友美子/訳(本体1500円 少年写真新聞社)どこへでもついてくるし、なんでもまねするし……。いもうとに困っているおねえちゃんはいませんか? そんな人におすすめの「いもうとガイドブック」! |
|
メアリ・ホフマン/ぶん・ロス・アスクィス/え・すぎもとえみ/やく(本体1900円 少年写真新聞社)誰でも、どんな暮らし方をしていても家族は家族。この絵本では、多様化する家族を楽しいイラストで肯定的にとらえることができます。 |
|
川二三彦/監修・北原明日香/絵(本体1800円 少年写真新聞社)うちに帰りたくない「ぼく」と「あいつ」。二人は徐々にうちとけていくが……。虐待問題を抱える子どもたちに相談することの大切さを伝える絵本。 |
|
ヨシタケシンスケ/作・絵(本体1300円 PHP研究所)おとなは夜おそくまでおきているのに、どうしてこどもには早く寝なさいっていうの? だから、おとなっていろいろズルいと思うの! |
|
よしながこうたく/作・絵(本体1200円 PHP研究所)「おばけさん、こんな兄ちゃんなんかつれていってください!」。兄ちゃんはいつもイバってばかり。だからぼくはついにさけんでしまった。 |
|
高田由紀子/作・pon─marsh/絵(本体1500一五〇〇円 PHP研究所)過干渉の母のために学校に行けなくなっていた中学生の史織。小学校教師の父親と佐渡で生活することになり、自分を取り戻していく。 |
|
八束澄子/作・小泉るみ子/絵(本体1400円 新日本出版社)家族で動物保護センターに行ったみほ。気づくと1匹の犬の前にすわっていた。耳の先だけ絵の具をのっけたみたいに茶色い。みほの胸がキュンとなった。 |
|
村中李衣/作・こしだミカ、根室の子ども達/絵(本体1500円 新日本出版社)宮城県・気仙沼で大地震にあった海翔一家は、造船業を営む両親と北海道・根室に移住した。根室はサンマの街。海翔は海でほくろのあるカモメに出会う。 |
|
富安陽子/作・篠崎三朗/絵(本体1500円 新日本出版社)季子たち一家が引っ越した庭付きのお屋敷。りっぱな家を格安で貸し出すなんてあやしい……悪い予感がしていた。夕暮れのダイニングに現れたのは─。 |
|
アヴィ/作・青山 南/訳(本体1500一五〇〇円 ほるぷ出版)父と息子、祖父と孫、母と息子……。ニューベリー賞受賞作家がえがきだす、一番近くて一番知らない「家族」をテーマにした7つの短編集。 |
|
クレア・キーン/さく・なかがわちひろ/やく(本体1500円 ほるぷ出版)ちっちゃい女の子マティスに弟が生まれました。 お姉さんになったマティスは弟のお世話で大いそがし! きょうだいが生まれる喜びに満ちた絵本。 |
|
ノーブスミー/さく・え(本体1800円 出版ワークス)ある国の深い森の奥にすむ小さな妖精・ゲオルグが贈る、勇気と希望の物語。家族の触れ合いの場や読み聞かせの現場に最適な「情育絵本」です。 |
|
さとうめぐみ/作・絵(本体1100円 教育画劇)やんちゃなてっかくんに、ねぎとろママのわさび味の言葉がまきつき、さなぎになったかと思えば完全無欠のスーパーてっかくんに大変身。その時ママは? |
|
さいとうしのぶ/作・絵(本体1100円 教育画劇)朝のみそ汁、たきたてご飯、給食、コーヒー、お風呂に夕飯!家族の一日、ほかほかゆげゆげ~! 湯気と一緒に世界中があったかく見えてくる素敵な絵本! |
|
工藤ノリコ/作・絵(本体各1300円 佼成出版社)かわいいピヨピヨたちが大活躍する大人気絵本シリーズ。誕生日やクリスマス、キャンプなど、家族みんながそろって過ごす、幸せな一日を描くお話です。 |
|
エクトル・シエラ/作・村上康成/絵(本体1300円 佼成出版社)「だっこして、だっこして!」。ちっちゃいタコが言います。おかあタコは8本の足を使って、忙しくてもいつでもだっこしてくれます。親子愛あふれる絵本。 |
|
くすのきしげのり/さく・岡田千晶/え(本体1300円 佼成出版社)「おかあしゃん」「はぁい」。短い言葉を交わすたびに、親子の笑顔がはじけます。繰り返される愛情のキャッチボールをあたたかいタッチで描きます。 |
|
よこみちけいこ/文・なかざわくみこ/絵(本体1400円 童心社)かあさんのかばんからは何でも出てくる。妹のよだれかけにおむつ、おもちゃ……。でもぼくのものは出てこない? かばんには家族への愛がつまってる! |
|
内田麟太郎/作・大島妙子/絵(本体1300円 童心社)おとうさんとおかあさんにはぐれて、ぼくは泣くのをこらえていたけれど……。泣きたいときは、泣いてもいいんだ、うけとめてくれる、家族がいるから。 |
|
楠 章子/作・松成真理子/絵(本体1100円 童心社)亡くなった祖母が飼っていた老犬ハニーをひきとることにしたふたば。やがて、ハニーは重い病気になり……。命を見つめるふたばと家族を描く感動作。 |
|
もりやまみやこ/作・はたこうしろう/絵(本体1100円 小峰書店)とおくの町で仕事をしているお父さんが、ひさしぶりに帰ってくる! くまのこはうれしくてたまりません。心あたたまるお話。 |
|
さえぐさひろこ/作・松成真理子/絵(本体1100円 小峰書店)大好きなおばあちゃんも一緒に暮らすことになったくまくんですが、今までと少し様子がちがうおばあちゃんに戸惑いも。くまくんの心の成長を描いたお話。 |
|
ジーン・バーズオール/作・代田亜香子/訳(本体1700円 小峰書店)「お父さんもそろそろ女の人とデートしなきゃ」。クレアおばさんの一言で四姉妹はパニック 未来の継母誕生阻止作戦とは? 家族の絆を描くシリーズ第2弾! |
|
パトリシア・ライリー・ギフ/作・もりうちすみこ/訳(本体1500円 さ・え・ら書房)おさないころ母親にすてられて、しゃべることができなくなったジュディス。母親をさがすため、自分を取りもどすため、ある冒険に出ることを決心する。 |
|
いもとようこ/作絵(本体850円 金の星社)ぶたさん、ねこさん、ひよこさんなど、赤ちゃんが大好きな生き物の親子が登場して「お母さんと一緒」「お父さんと一緒」。繰り返しが楽しい赤ちゃん絵本。 |
|
みやにしたつや/作絵(本体1200円 金の星社)ぼくは、ふじさんしろう。赤ちゃんが生まれてお兄ちゃんになったけど、ママは赤ちゃんの世話で疲れて、怒ってばかり。家族のぬくもりを感じる絵本。 |
|
中川ひろたか/作・岡本よしろう/絵(本体1300円 金の星社)人はおうちに帰る。なぜ帰るんだろう。ごはんが食べられないから? お風呂に入れないから? 眠れないから? おうちについて深く考える哲学絵本。 |
|
山下明生/作・いわむらかずお/絵(本体800円 ひさかたチャイルド)四季折々の自然を舞台に元気に遊ぶ7つごねずみとそれを見守るお父さん、お母さん。ほのぼのと明るく、あたたかい家族の絆を感じるシリーズ、秋のお話。 |
|
ママダミネコ/作・絵(本体1200円 ひさかたチャイルド)今日は特別な日。パパとふたりでなんとか身支度を整えたら、さあ出発! 弟の誕生という出来事を通して家族のつながりを描いたお話。 |
|
西平あかね/さく(本体900円 福音館書店)おばけ家族の暮らしは夜に始まります。夜に起きて、子どもたちは保育園に行き、お父さんは仕事へ。昼夜逆転したおばけの暮らしを愉快に描きます。 |
|
瀬田貞二/作・林 明子/絵(本体1200円 福音館書店)娘が家のあちこちに手紙を隠します。それをお母さんが見つけていくと、最後に娘からのメッセージが……。親と子の温かな心の通い合いを味わい深く描く。 |
|
ローラ・インガルス・ワイルダー/作・ガース・ウィリアムズ/画・恩地三保子/訳(本体1600円 福音館書店)北米の森と草原を舞台に、少女ローラとその一家の開拓生活を描いた大河物語の1冊目。土に根ざした確かな生活の持つ迫力が、読む者の胸にせまります。 |