こどもの本 on the web>>国際子ども図書館を考える全国連絡会>>ご挨拶−会を閉じるにあたって
当会は、2018年3月末日を以て、23年間の活動を終了いたしました。 長年に亘るご厚誼に深く感謝の意を表します。 その最終の活動として、3月28日に、上野の国際子ども図書館に於いて、『国際子ども図書館を考える全国連絡会「要望書2018」―国際子ども図書館の明日へ望むこと』を、羽入佐和子・国立国会図書館長/本吉理彦・国際子ども図書館館長(当時)宛てに提出しました。 当会は、国立国会図書館 国際子ども図書館の健全な発展に資する、支援・提言の活動を主に行って来ました。「要望書」の提出は、そのもっとも本質的な活動の形態でした。 この最後の「要望書」では、1995年の会の創設期から要望を続けてきた項目を、改めて主要項目として掲げました。そして、その「要望」の歴史を知って頂くために『要望書・別資料』を添付して、要望の由来を明示しました。 それとともに、当会は2006年度から、「国立の絵本美術館設立の運動」に取り組んで来ました。 2007年には「絵本ミュージアムの状況に関するアンケート調査」を実施、2009年3月に、その調査の結果をまとめた、レポート『日本の絵本美術館』を刊行しました。 同時に、「日本の絵本ミュージアム」の研究の一環として、2006年5月の「宮城県美術館」の第1回から2017年の「板橋区立美術館」に至る、11回21館で『絵本美術館研修見学会』を開催して来ました。 これらの諸活動は、道半ばにして中断することとなりましたが、会の終了に先立ち、『国立の絵本美術館設立の運動についての報告』として、レポートの形で残すこととしました。 この2つの文書を、当会の23年間の活動の足跡としてご一読を頂きたいと存じ、暫時このページに残します。ご高覧賜れば幸いです。
2018年3月 国際子ども図書館を考える全国連絡会
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