“さがしています。こんな本”

月刊「こどもの本」2012年4月号より

「さよなら」の本 No.2

ばあちゃんのおなか

かさいまり/文・よしながこうたく/絵(教育画劇 本体1100円)

ぼくのばあちゃんはいつもわらってる。いっぱいいっしょに遊んでくれるばあちゃんが病気になってしまって…楽しくて笑えてじーんとくる1冊。(4、5歳から)

ありがとうフクロウじいさん

武鹿悦子/文・中村悦子/絵(教育画劇 本体1200円)

ひとみしりのモグラが、気むずかしやのフクロウと過ごす優しい日々とフクロウとの別れを通して、命とは、人との絆とは何かを見つめる絵本。(5歳〜小学低学年)

げんきでいるからね

鈴木まもる/作・絵(教育画劇 本体1300円)

犬のポケは先輩犬のルポちゃんといつも一緒。突然ルポちゃんがいなくなり、ポケはとまどいますが…。死のショックを乗り越える姿を描いた本。(5歳〜小学低学年)

おじいちゃんわすれないよ

ベッテ・ウェステラ/作・ハルメン・ファン・ストラーテン/絵・野坂悦子/訳(金の星社 本体一三〇〇円)

亡くなったおじいちゃんを忘れないためにハンカチに結び目を作るヨースト。祖父を想う少年の心情を美しく描きます。産経児童出版文化賞大賞受賞作品。(幼児から)

いつまでもずっとずーっとともだち

たかやまえいこ/作・つちだよしはる/絵(金の星社 本体1100円)

引っ越すことになったくまがいくんが学校を休みました。心配したあらいくんは、自分ができることを考えて友だちに手紙を書きます。友だちっていいな。(小学低学年から)

さよならのまほう

中島和子/作・秋里信子/絵(金の星社 本体1100円)

最後の魔法でベンチになった魔女のもとに、黒ねこがやってきます。魔女に、もとの姿に戻ってもらおうと、魔法のほうきにのって森へ向かいます。(小学低学年から)

またおいで

もりやまみやこ/作・いしいつとむ/絵(あかね書房 本体1000円)

キツネの子は、お父さんを待つウサギの子に出会いました。るすばんの心細さを思い出し、はげますキツネの子ですが…。(小学低学年)

いがぐり星人グリたろう

大島妙子/作(あかね書房 本体1300円)

ぼくんちに甘栗みたいな宇宙人が落ちてきた。家族を巻きこんで生まれる出会いのよろこびや別れのさびしさを心温まる絵で描いた絵本。(幼児)

YA!アンソロジー 卒業

小村深雪、福田隆浩、石川宏千花、河合二湖、如月かずさ/著(講談社 本体950円)

卒業してしまえば、今と同じではいられない! 限られた時のなかを、主人公たちが駆けめぐる。注目の作家陣による、待望のアンソロジー!(中学から)

ゆきがふるよ、ムーミントロール

トーベ&ラルス・ヤンソン/原作・絵、当麻ゆか/訳(徳間書店 本体1400円)

冷たい風がふき、友だちのスナフキンは南へ旅立ってしまいました。淋しいムーミントロールですが…。温かな気持ちが広がるおはなし絵本。(3歳から)

借りぐらしのアリエッティ

宮崎 駿/企画・脚本・メアリー・ノートン/原作・丹羽圭子/脚本・米林宏昌/監督(徳間書店 本体1600円)

「人間に見られてはいけない」という掟を守り、床下でひっそりくらしていた小人の少女アリエッティは、人間の少年翔と出会い…?(小学低学年から)

読まれなかった手紙

杉田秀子/文・小坂 茂/絵(くもん出版 本体1300円)

戦争が奪うものは、兵士の命だけではない。市井の人々や若者の愛や夢までも。実際の出来事をもとに戦争の悲惨さ、平和の大切さを伝える。(小学高学年)

ピアスの星

赤羽じゅんこ/著・tamao/画(くもん出版 本体1400円)

小学校卒業まであと少し。将来の夢が見つからない…と、不登校のサヤは、ピアスをあけるように変わることを決意する。思春期を迎える子に。(小学高学年から)

さよならまたね

かさいまり/作・絵(ひさかたチャイルド 本体1000円)

ぼくとクッキーは大の仲良し。ところが、突然クッキーが引っ越してしまうことになって…。初めて経験する別れの気持ちを描いた絵本。(4、5歳から)

せいちゃん

松成真理子/作・絵(ひさかたチャイルド 本体1200円)

ぼくの大切な友だちのせいちゃんが引っ越した。やがて届いたせいちゃんからの手紙には「はるになったらいきます」。心あたたまる春のお話。(4、5歳から)

いつまでもそばにいてね

エリサ・ラモン/作・ロサ・オスナ/絵・星あキラ/訳(ひさかたチャイルド 本体1300円)

大好きなママを亡くした子リスのロハ。悲しみにくれるロハでしたが…。大切な人を亡くした時の心の痛みと受容を描いたスペインのお話。(4、5歳から)

へんてこもりにいこうよ

たかどのほうこ/作・絵(偕成社 本体900円)

そらいろ幼稚園の仲良し4人組が「へんてこもり」で風変わりないきものと出会いおもしろい体験をします。奇想天外な展開が楽しいお話。(5歳から)

おおきくなったらなにになる?

フランソワーズ/さく・なかがわちひろ/やく(偕成社 本体1200円)

大きくなったら何になる? 船乗り、冒険家、写真屋さん? やさしく問いかけ、すてきな大人の姿を見せてくれます。子どもの夢を広げてくれる絵本。(3歳から)

いつでも会える

菊田まりこ/作・絵(学研マーケティング 本体950円)

大好きな飼い主を突然亡くした犬のシロの心の移ろいが淡々と描かれる。大きな悲しみを懸命に乗り越えようとする姿が胸を打つ感動の絵本。(幼児〜大人)

こんにちは・さようならのまど

ノートン・ジャスター/文・クリス・ラシュカ/絵、石津ちひろ/訳(BL出版 本体1500円)

両親が留守の間、おじいちゃんの家で過ごす私。うれしさと別れるときのさびしい気持ちを、あたたかいイラストでやさしく包んだ絵本。(5歳から)