“さがしています。こんな本”

月刊「こどもの本」2000年11月号より

森の本

りえの森の旅

武鹿悦子/作・牧野鈴子/絵(小峰書店 本体1300円)

森にまよいこんだりえに、森の姫ヒカルは宣言します。「にげようと考えなければずっと私の友だちだよ」りえは森からの脱出をこころみます。(小学中級から)

森林はなぜ必要か

只木良也/著(小峰書店 本体1200円)

森林がないと、わたしたち人間は生きられない。人間の生活にとって森林がなぜ必要なのか、森林の働きをしらべ、森林とのつきあい方を考えます。(小学上級から)

森 — 足尾に森をそだてる

半谷高久/監修(小峰書店 本体2524円)

栃木県足尾町の山林は、足尾鉱山製錬所の排ガスによって、荒れた岩山にかわりました。今、森を回復する作業が、営々と続けられています。そのようすを写真で紹介します。(小学上級から)

森の草花

長谷川哲雄/作・絵(岩崎書店 本体1400円)

森の中にさいている草花140種を、精密な絵によって紹介した楽しい絵本図鑑。自然に親しむガイドブックとして最適の絵本です。(小学初級から)

木の図鑑

長谷川哲雄/作・絵(岩崎書店 本体1500円)

四季折々の樹木の見どころを、美しく繊細に描いた楽しい絵本図鑑。木の名前や生きもの同士のつながりを知るきっかけとなるおもしろ図鑑。(小学初級から)

森は呼んでいる

及川和男/作・中村哲子/絵(岩崎書店 本体1262円)

森は海の恋人森を守ることは海と川を守ること。人びとの自然回復の思いを、イワナの養魚場をしている家の少年の目を通して描く感動作。(小学上級から)

もりのみっつのたんじょうび

三田村信行/作・佐々木マキ/絵(教育画劇 本体1200円)

朝、目が覚めたとき、しろやぎさんは感じた。今日はとくべつな日だ。…でも思い出せないしろやぎさんは森へさんぽにでかけて、いじわるらいおんとくろやぎさんにであいます。(幼児から)

大どろぼうくまさん

ふりやかよこ/作・絵(教育画劇 本体1200円)

森の中の小さな家で、おじいさんは傷ついた動物たちの世話をしながら暮らしていました。ところがそこへ突然やってきたのは、なんと天下の大どろぼう!(幼児から)

たいこのひびきは森のうた

茂市久美子/作・土田義晴/絵(教育画劇 本体1068円)

林太鼓店はおもちゃの太鼓屋さん。長い間しめていたお店をついだ太郎さんのもとへぬいぐるみのくまがやってきて、太郎さんは修業のために、太鼓の国へむかいます。(幼児から)

こもり森にでた森おばけ

今村葦子/文・神山ますみ/絵(ほるぷ出版 本体1300円)

秋のこもり森は、赤や黄色でもえるよう。子どもたちは、山ぶどうをごちそうに、今日もにぎやかにパーティをしています。そのとき出てきたものは?(小学中級から)

森のはる なつ あき ふゆ

岸田衿子/文・古矢一穂/絵(ポプラ社 本体1200円)

浅間山の北側に、 “オシギッパの森”と呼ばれる自然林の森があります。近くに住む著者が心をこめて描いた、森のはる なつ あき ふゆ。(小学初級から)

森と生きる

高橋 健/著(ポプラ社 本体1400円)

東京大学の北海道演習林で、一生を森の研究にささげた、 「どろ亀さん」こと高橋延清先生の活動を通して、自然と人間の共生を描く。(中学生から)

まちの木と森探検

小林宏己/監修・吉田忠正/文(ポプラ社 本体2800円)

自分の木を決めて観察ノートをつけることや、木の気持ちになって遊ぶネイチャーゲームなどを紹介。自然を学ぶためのガイドブック。(小学中級から)

森よ生き返れ

宮脇昭/著(大日本図書 本体1350円)

地球温暖化防止のために「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」で、森林の再生と地球環境の回復を進めよう!と呼びかける本です。(小学上級から)

森をつくったのはだれ?

川道美枝子・合地信生・山崎猛/著(大日本図書 本体2200円)

北海道・斜里平野の森は、どうやってできたのでしょう? ここはもとは海だったのです。陸と森ができるまでを科学の目で探ります。(小学上級から)

森ができるまで

小澤普照/著(大日本図書 本体2800円)

森林のしくみ、水の循環、都会や砂漠での森づくりなどをくわしく紹介し、森が地球環境にどんなに大切な役目を果たすかを考えます。(小学上級から)

木を植えた男

ジャン・ジオノ/作・フレデリック・バック/絵・寺岡 襄/訳(あすなろ書房 本体1600円)

南仏の山岳地帯に一人とどまり、名誉も報酬も求めず黙々と木を植え続けた孤高の人・エルゼアール・ブフィエの半生を描いた物語。(小学上級から)

大きな木のおくりもの

アルビン・トレッセルト/作・アンリ・ソレンセン/絵・中井貴恵/訳(あすなろ書房 本体1500円)

一本の木の生と死。そして新しい命の誕生。一本の木が自然界のサイクルの中ではたす役わりをみごとに描いた絵本。女優・中井貴恵、初の翻訳書。(小学中級から)

大森林の少年

K・ラスキー/文・K・ホークス/絵・灰島かり/訳(あすなろ書房 本体1600円)

北の果ての木材伐採現場で会計係として認められ、成長していく少年の姿を描いた美しい絵本。(小学中級から)

エゾリス

瀬戸波たいら/文・浅野俊一/絵(くもん出版 本体1200円)

北海道の森にすむエゾリスは、冬が近づくと、大好物のクルミを土の中に埋めていきます…。不思議な自然の世界に読者を導く科学絵本。(小学初級から)

オランウータンに森を返す日

川端裕人/写真・文(旺文社 本体1238円)

オランウータン密輸事件を追いインドネシアに飛んだ著者は、国立公園でも伐採が行われ森が壊される事実を知る。さらに木材の輸入先が日本であることも。(小学上級から)

森林美

石橋睦美/著(平凡社 本体4800円)

ブナ、ヒバ、白樺、照葉樹、針葉樹等の林を北海道から屋久島まで、日本各地の素晴らしい森や林をたずね、最も美しい姿を捉えた写真集の決定版。(中学生)

森の動物

嶋田雅一/著・樋口広芳/解説(平凡社 本体4200円)

日本を始めとし、世界8地域の森とそこに生きる動物をすばらしい構成力で描いた精密パノラマ画。地球の森の全体像が明確に理解できる作品。(中学生)

白神山地 ブナの森から

嶋 祐三/文・写真(国土社 本体2427円)

世界自然遺産に登録された白神山地。その豊かな自然と四季の移り変わりを美しい写真と文で紹介。広大なブナの森、自然の宝庫へご招待。(小学上級から)

アマゾンにかけた夢

藤崎康夫/文・写真(国土社 本体1262円)

虫好き少年だった橋本さんが、南米アマゾンに自然博物館をつくった。緑のじゅうたんをしきつめたような熱帯雨林の魅力と壮大な夢。(小学中級から)

熱帯雨林のひみつ

A・ドロス/作・坂本真理/訳(国土社 本体1165円)

熱帯雨林とよばれている森の中には、どんな植物が育ち、どんな動物が生活しているのでしょう? 熱帯雨林のなぞを探る旅へさあ出発!!(小学初級から)

森と人間

山岡寛人/編著(PHP研究所 本体2800円)

人間と自然のかかわりの歴史をひもとくことを通して環境問題を考えようというユニークなシリーズの一冊。森と人間のかかわりを描く。(小学中級から)

ねむいねむいねずみともりのおばけ

佐々木マキ/作(PHP研究所 本体680円)

疲れてねむいねずみが森にやってきました。木のかげからおばけがのぞいています。(3〜4才から)

ネコカブリ小学校校長先生そこなし森のひみつ

三田村信行/作・佐々木マキ/絵(PHP研究所 本体1170円)

ネコカブリ小学校の子どもたちが林間学校で行ったキャンプ場は、おく深い森のわきにありました。(小学中級から)

森の365日

宮崎学のフクロウ谷日記
宮崎 学/著(理論社 本体1456円)

フクロウをはじめ、さまざまな生き物がやってくる森の観察小屋の四季折々を、写真と日記でつづる。(小学上級から)

昔そこに森があった

飯田栄彦/作・太田大八/絵(理論社 本体2913円)

その学園の門からつづく森のトンネルを通ると、先生も生徒もみなケモノに変身する。不思議な生気あふれる森の学校を舞台にした物語。(小学上級から)

動物と話せる男

宮崎学のカメラ人生
塩澤実信/文・北島新平/絵(理論社 本体1165円)

森の中に住みこみ、独特の技法で動物写真を撮りつづける宮崎学の半生を再現する、人物ドキュメンタリー。(小学上級から)

ぼくたちのかしの木

ゲルダ・ミューラー/作・ささきたづこ/訳(文化出版局 本体1359円)

ぼくと妹は、森の中に住んでいる、いとこの家に遊びに行った。そこには三〇〇年も生きている大きなかしの木があって、いろいろな動物がやってくるんだ。(小学中級から)

森のお店やさん

林原玉枝/文・はらだたけひで/絵(アリス館 本体1300円)

森では動物たちが、すてきなお店をひらいています。〈ぽけっとや〉〈おとや〉〈空のおふねや〉…。いったいどんなお店なんでしょう?(小学初級から)

知っていますか日本の自然と木の文化

河津千代/著(リブリオ出版 本体1700円)

「だれが山を守るのか」の姉妹編。前作が生産地を中心とした問題を取り上げたものに対して、今回は、木材の消費地となる都市の住宅問題が中心となる。(中学生から)

ブナの森は緑のダム

太田 威/文・写真(あかね書房 本体1800円)

ブナの森のどこにダムがかくされているのか。ワシ、タカのゆくえを追い求めて見つけたブナの森の素晴らしい働きを研究。(小学中級から)

森のおはなし

松居スーザン/作・山内ふじ江/絵(あかね書房 本体1262円)

北の森の動物たちが主人公の九つのお話。めぐる季節の中で、個性豊かな動物たちの様ざまな表情、ゆかいな事件をいきいきと描く。(小学上級から)

山や森に行こう

七尾 純/構成・文(あかね書房 本体2718円)

山や森の四季をとおし、コナラやブナなどの植物や、アオバズクやセミなどの生き物をウォッチング。観察のポイントも充実している。(小学初級から)

もりのゆうびんきょく

舟崎靖子/作・舟崎克彦/絵(偕成社 本体700円)

サンドイッチと一緒に手紙を食べてしまった、はりねずみのゆうびんやさん。だれが手紙を書いたのでしょうか?森の動物たちのゆかいなお話。(5才から)

森の王国

竹田津実/著・加藤利久/絵(偕成社 本体1165円)

秘密のかくれ小屋作りや、木の刀作り…森は遊びの王国だった。豊かな自然に恵まれて子ども時代を過ごした著者が、自然の大きさを語る。(小学上級から)

森はどのように地球を守っているか?

トニー・ヘアー/文・安部喜也/監修・三原道弘/訳・解説(偕成社 本体3200円)

熱帯雨林がはたしている重要な働き、破壊による影響を図解しながら、どうすれば保護できるかを考える。(小学上級から)

生きている森

宮脇紀雄・宮脇昭/著・佐藤広喜/絵(文研出版 本体1068円)

古くからあるちんじゅの森。その神秘的なしくみや変化、そこに住むいろいろな生物や村人たちのかかわりあいと、自然を守る必要性を描いています。(小学中級から)

土と水をはぐくむ森

太田猛彦/著・加藤廣志・他/絵(文研出版 本体1400円)

森林は「自然のダム」とか「緑の海」とよばれ、地球の環境と生き物の命を支えています。その森林の働きと危機について、わかりやすく説明しています。(小学上級から)

国土を守る森づくり

綾野まさる/著・高松良己/絵(文研出版 本体2767円)

全国各地の営林署や森林事務所で働く人々をたずね、森林を守り育てる仕事を紹介するとともに、その大変さやおもしろさ、大切さなどを伝えています。(小学上級から)

ほがらか森のくぬぎの木

すずきみゆき/作・鈴木まもる/絵(金の星社 本体1200円)

森や山々が人間たちによって壊されてしまう! 森を守るために戦う決意の動物たちに、くぬぎの木が教えたやさしい心とは?(幼児から)

アニメ版 森を守ろう

ボイ・ロルンゼン/原作(金の星社 本体1100円)

人間たちが森の木を切ってお金もうけをたくらんでいる! のどか森の妖精ペーターと動物たちは、あの手この手の作戦で森を守ります。(小学中級から)

森林がきえてゆく

本間義人/著・山口今日/絵(金の星社 本体2260円)

この地球から緑がなくなってしまう! 私たち人間と森林との関わりから、消えてゆく森林の現状をわかりやすく説明。身近な例を取り上げ一緒に考えます。(小学上級から)

ぼくらのドングリランド

佐藤ヒロシ/作(佼成出版社 本体1300円)

どんぐりは “里山の守り神 ”。この絵本では、香川県の「どんぐり銀行」の活動を通して、里山の大切さと楽しんで参加する環境保護のあり方を伝えます。(小学中級から)

ごちそうがいっぱい

つちだよしはる/作(佼成出版社 本体971円)

あーあー森はみのりの秋。キノコにクリと、はりねずみ一家は収穫に大忙し。だけど、今夜の主役は、どうやらパパが収穫した大きなおいもになりそうです。(3〜4才から)

もりのなか

エッツ/文・絵/まさきるりこ/訳(福音館書店 本体900円)

紙のぼうしをかぶり、おもちゃのラッパをもったぼくが森へでかけると、動物たちがよってきて……幼児の心の世界を、森の情景に託して鮮やかに描く。(2才から)

ブナの森は生きている

甲斐信枝/文・絵/山本進一/監修(福音館書店 本体1500円)

長い年月をかけ、ゆっくりと変化していく、ブナの森の姿を、台風や雪など季節の変化をおりこみながら、ダイナミックに描く大型絵本。(小学初級から)