こどもの本
月刊「こどもの本」は、日本児童図書出版協会発行の月刊誌です。
当協会に参加している児童図書出版社41社の新刊情報や、児童書にまつわるエッセイや評論をお楽しみいただけます。

表紙のことば・吉濱あさこ
冬の朝と、ジャイアントふくろうさん
雪の積もる真冬の茨城にて、しばし過ごしたことがあります。
朝、下に降り、寒い寒いと言いながらファンヒーターをつけ、やかんのお湯を沸かし、それを待ってるあいだ猫とふたりで窓から見える庭をぼーっと眺めていました。
朝日が雪を照らしキラキラと輝き、柔らかで色とりどりの光や木々が美しかったことをとても印象強く覚えています。
よしはま・あさこ
沖縄県立芸術大学卒業。主に女性誌のイラストや一般書の装丁を手がける。雑貨ブランドcoco.aのデザイナーとしても活動中。3歳のキジトラ猫と暮らしている。《朝子画報》http://asako-gaho.com/
2018年1月1日発行
定価120円(税別)
ISSN 0385-0463
月刊「こどもの本」
2018年1月号
新年号巻頭言
子供の読書こそが基本 竹下晴信
私の新刊
Is this a cat?(3)
猫に邪魔されたい 町田尚子
●新連載 わたしが出会ったいきものたち(1)
アリクイのガンコ 高岡昌江
リレー連載 作品に宿る地元の遺伝子(12)
都営北品川アパートの思い出 どいかや
子どもの本に見る新しい家族(9)
「外から来た子ども」をアメリカの児童文学はどう描いてきたか さくまゆみこ