“さがしています。こんな本”
月刊「こどもの本」2021年6月号より
夏休みにおくる自然科学の本
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今泉忠明・他/監修(定価1100円 あかね書房)生活圏内で出あうこともある危険な生物。人体・農作物・生態系に注意が必要なものを集めた1冊。万が一のときの応急処置も掲載。 |
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日高敏隆/監修(定価880円 ひかりのくに)自然カメラマンが鋭くとらえた生態写真と,すべて実践済みの飼育法を精密イラストで解説。生態+飼育+図鑑の3段方式で紹介。 |
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ゆのきようこ/文、陣崎草子/絵(定価1540円 理論社)二百種類以上の木をかかえる日本一登山客の多い山、高尾山へ。今日もおじいさんはなじみの木にあいにきました。「こんにちは、また来たよ」。 |
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安西俊/著・絵、勝呂尚之/監修(定価1540円 くもん出版)淡水魚の保護や外来種の駆除などの研究をしてきた著者が、“身近にあるけれど、意外に知らない池の知識”や、“人工的に管理している池の環境を、人の手で整え、いろいろな生物が生息できる豊かな状態にすることの大切さ”を、わかりやすく伝えます。 |
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C・バンフィ・他/文、M・ボーリン/絵、みずしまぱぎぃ/訳(定価1980円 大日本絵画)ミツバチの巣の中はどうなっているの? チョウはどうやっておとなになるの? 小さな虫たちの世界はふしぎがいっぱい。しかけをめくって発見しましょう! |
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福田晴男/監修・著、かとうけいこ/著(定価4620円 国土社)世界中のチョウ約290種を原寸大の標本と貴重な生態写真で紹介。日本では目にすることができない珍しいチョウ満載の美しい図鑑です。 |
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峯水亮/写真、池田菜津美/文、杉本親要/監修(定価1980円 ポプラ社)見るだけで楽しい、しっかり読むともっと楽しい! タコとイカの最新知識がつまった、科学的視点が身につく新しい写真絵本。 |
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新開孝/写真・文(定価1760円 少年写真新聞社)一生のほとんどを地中で過ごすセミの生活は、わからないことだらけです。そんなセミのなぞ解きに、昆虫写真家が挑戦します! |
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石井里津子/文(定価1540円 学研プラス)ひょんなことから、カブトガニの卵を家で孵化させることに!? カブトガニを通して命を知る、感動ノンフィクション物語。 |
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ヒサクニヒコ/絵・文(定価2035円 岩崎書店)すべて描き下ろしで、登場する恐竜はなんと1,020頭! 世界のどこで、日本のどこで、どんな恐竜が見つかっているか? この絵本図鑑を開けば、それがわかります! |
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谷本雄治/著、星輝行/写真(定価2750円 汐文社)廃材のペットボトルを利用した飼育容器なら、かんたんかつエコで一石二鳥。身近なむしを観察や実験のポイントとあわせて紹介。 |
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「そうだったのか!身近なもののはかり方図鑑」編集委員会/編(定価4180円 文研出版)身近なものの44の知っているようで実は知らない「はかり方」を自然、動物・植物、気象、宇宙、人体、生活の6つの章で紹介。 |
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林原自然科学博物館/著(定価2750円 童心社)恐竜研究の最前線で活躍中の研究者たちの仕事ぶりを紹介しながら恐竜の魅力をたっぷり味わう本。 |
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本村浩之/監修(定価3520円 鈴木出版)深海は太陽の光がほとんど届かない暗やみの世界。そこに住んでいる深海生物24種類をびっくり迫力ポップアップで紹介します。 |
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ローラ・パーディ・サラス/文、ジェイミー・キム/絵、木坂涼/訳(定価1540円 光村教育図書)月の動きやはたらきを、お月さまがわかりやすく自己紹介。自転する姿はバレリーナ? ユーモラスなたとえが楽しい、月の入門絵本。 |
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板倉聖宣・他/著(揃定価18480円 小峰書店)子どもは本来、理科や科学が大好き。みずから仮説をたて、実験をして確かめ、発見し、感動しながら知識を身につける体験が大切。このシリーズは、科学の基本をしっかり学び、将来、高校や大学に進学しても役に立つ科学的な見方、考え方を培います。 |
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荒井真紀/文・絵(定価1320円 金の星社)美しい細密画で、ヒマワリの一生を描いた絵本。種から根がのび、芽がでて、葉をつけ、ぐんぐんと背丈をのばし、つぼみをつけ、大きな花が咲き、そしてまた種ができるまでを、ていねいに描いている。小学校生活科の副教材にも最適。 |
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多田千佳/ぶん、米林宏昌/え(定価1540円 農文協)ペットボトルの中に牛の胃を再現!? 気鋭の研究者と世界的なアニメ映画監督が描く家庭でできるバイオガスの作り方・使い方。 |
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谷本雄治/文、大野八生/絵(定価1760円 出版ワークス)「日本の植物学の父」と呼ばれた牧野富太郎が花と恋した生涯を簡潔な文章と大野八生が描く美しい絵で送るあたらしい伝記絵本。 |
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小島渉/著(定価1430円 さ・え・ら書房)カブトムシは、だれもが知っている大人気の昆虫・甲虫だ。すがたも良いし、大きいし、強そうだ。でも、それだけじゃない。カブトムシを幼虫の時代から飼育・観察していると、いろんな不思議に気がつく。本書は、そんなカブトムシの謎を解き明かそうと、様々な調査・研究をしている若き研究者の記録である |
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シベール・ヤング/作、千葉茂樹/訳(定価1760円 BL出版)舞踏会で女王さまの影が盗まれた。探偵シャコがゲストの動物たちから目撃情報を聞き出し……。動物の視覚について楽しく学べます。 |
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鍵井靖章/写真・文(定価1540円 フレーベル館)震災直後の海には生き物がなにもいなかった。海の底には人々の生活品が沈み、そして、奇跡的に1匹のダンゴウオに出会った…! |
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武田正倫/監修、武田晋一・他/写真(定価1430円 ひさかたチャイルド)ざりがにのはさみや顔などの各部位を拡大写真で紹介。敵から逃げるためにジャンプする様子や体の掃除をする様子など、魅力満載の1冊。 |
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河田惠昭/監修(定価3520円 PHP研究所)日本の川の特徴、堤防が決壊するメカニズムなど、水害がおこる原因やしくみと命を守るための行動をわかりやすく紹介。 |