“さがしています。こんな本”

月刊「こどもの本」2013年7月号より

新美南吉の本

新装版 新美南吉童話集(全3巻)

大石源三・他/編集(大日本図書 揃本体九〇〇〇円)

新美南吉生誕100年を記念して新装刊行! 「ごん狐」をはじめ代表作をすべて収録。他では読めない作品も多数あり、南吉の奥深い世界と出会えます。(小学高学年から)

でんでんむしのかなしみ

かみやしん/絵(大日本図書 本体一三〇〇円)

美智子皇后が「何度となく思いがけない時に記憶によみがえってきた」と触れられた表題作をはじめ、情緒あふれる5作品を収録。(小学低学年から)

のら犬

鶴田陽子/絵(大日本図書 本体一七〇〇円)

和尚が夜道を歩いていると、後をついてくる犬。気味悪くなり追い払いはしたものの、犬を不憫に思う和尚。揺れる心を巧みに表現した他にはない絵本。(小学低学年から)

きょうのおはなしなあに 春

Good-Night Stories
新美南吉・他/著・深沢邦朗・他/絵(ひかりのくに 本体二四〇〇円)

一日一話、1冊につき3か月分のお話を集めた「読みきかせお話集」の決定版。3月21日のお話として「小僧さんのお経」を収録。(3歳から)

きょうのおはなしなあに 夏

Good-Night Stories
新美南吉・他/著・司 修・他/絵(ひかりのくに 本体二四〇〇円)

一日一話、1冊につき3か月分のお話を集めた「読みきかせお話集」の決定版。「でんでんむし」「赤いろうそく」「足」を収録。(3歳から)

きょうのおはなしなあに 冬

Good-Night Stories
新美南吉・他/著・小沢良吉・他/絵(ひかりのくに 本体二四〇〇円)

一日一話、1冊につき3か月分のお話を集めた「読みきかせお話集」の決定版。2月5日のお話として「子どもの好きな神さま」を収録。(3歳から)

かにのしょうばい

山口マオ/絵(鈴木出版 本体一二〇〇円)

かにがはさみを持っているわけは…? 新美南吉のユーモラスな童話を、山口マオのコミカルで愛らしい版画イラストで絵本にしました。(4歳から)

紙芝居 ごんぎつね

諸橋精光/脚本・画(鈴木出版 本体三八〇〇円)

お互いをわかりあうことのできなかったごんと兵十の悲しさ…。涙なしでは見られない最終場面が胸を打つ、不朽の名作を紙芝居で味わってください。(4歳から)

紙芝居 手ぶくろを買いに

西本鶏介/脚本・狩野富貴子/絵(鈴木出版 本体二八〇〇円)

寒い冬、心があたたかくなるキツネの親子のおなじみの物語。やさしいタッチのイラストで、ふんわりと愛情を感じることのできる紙芝居です。(4歳から)

紙芝居 ごんぎつね

清水たみ子/脚本・長野ヒデ子/画(童心社 本体一九〇〇円)

ごんは、自分のいたずらのせいで、兵十のおっかあがうなぎを食べられずに死んでしまったのをくやんでいました。新美南吉の代表作を紙芝居で。(幼児から)

ごんぎつね

いもとようこ/絵(金の星社 本体一四〇〇円)

大きな代償を払わねば通じ合わない人の愚かさを描いたあまりにも悲しく美しい物語。悲劇的な結末にもかかわらず、長年愛され続ける名作中の名作です。(幼児から)

てぶくろをかいに

いもとようこ/絵(金の星社 本体一三〇〇円)

子ぎつねに手袋を買いたい母さんぎつねは、子ぎつねの手を人間の手にかえ一人で町へ行かせます。動物と人間の温かい愛で包まれた心あたたまる名作。(幼児から)

小さな文学の旅

日本の名作案内
漆原智良/作・岩淵慶造/画(金の星社 本体一七六〇円)

新美南吉、夏目漱石、大江健三郎など、21人の作家の名作を紹介。作品だけでなく、ストーリーやプロフィールなど、作家たちの姿を浮きぼりにします。(小学高学年から)

おじいさんのランプ

新美南吉の会/編・篠崎三朗/絵(小峰書店 本体一四〇〇円)

「ごん狐」の作者・新美南吉の心あたたまる作品を集めました。表題作の他に「牛をつないだ椿の木」「うた時計」「最後の胡弓ひき」を収録。朝の読書にも最適です。(小学中学年から)

花をうめる

新美南吉の会/編・杉浦範茂/絵(小峰書店 本体一五〇〇円)

うめられた花をさがしあてる遊びの中で少女の心を見つけることができるのか……。表題作のほか、南吉の詩情豊かな短篇をあつめました。詩も掲載。(小学高学年から)

花のき村と盗人たち

新美南吉の会/編・長野ヒデ子/絵(小峰書店 本体一四〇〇円)

短篇童話の名手、南吉の世界が味わえる傑作選。どろぼうのおかしらの心をゆれうごかした話など、心うつお話を3篇収載。人と人とのふれあいを描いた物語です。(小学中学年から)

ごんぎつね

かすや昌宏/絵(あすなろ書房 本体一四〇〇円)

「ごん、おまいだったのか」の名セリフで知られる新美南吉の代表作に、透明感あふれる光彩画を添えた美しい文学絵本。教科書にも掲載。(小学中学年から)

ごんぎつね

岩本康之亮/絵(ひさかたチャイルド 本体一五〇〇円)

心にしみる名作絵本を美しい童画で絵本化。いたずら子ぎつねのごんと、母を亡くした兵十の、心に響く、悲しくもやさしい物語。(4、5歳から)

ごんぎつね

黒井 健/絵(偕成社 本体一四〇〇円)

兵十が病気の母のためにとったうなぎをいたずら心から奪ってしまった狐のごん。南吉の代表作を黒井健の絵で再現した大型絵本。(5歳から)

手ぶくろを買いに

黒井 健/絵(偕成社 本体一四〇〇円)

冷たい雪で牡丹色になった子狐の手をみて、母狐は手袋を買ってやろうと思いました。名作の世界を美しい幻想的な絵で再現した大型絵本。(5歳から)

長野ヒデ子/絵(偕成社 本体一六〇〇円)

夜、新しい下駄をおろすと狐につかれる、という迷信におびえる文六ちゃんと母親との愛情を感動的に描きます。南吉の三大狐話のひとつ。(小学中学年から)

『ひとしずくの涙、ほろり。』より

巨男の話

くもん出版/編(くもん出版 本体一〇〇〇円)

白鳥に変えられたお姫様の魔法を解くため、巨男がとった最後の手段は、自分を犠牲にすることでした。真の愛とは何か、考えさせられる作品。(小学高学年から)

『生きるって、カッコワルイこと?』より

牛をつないだ椿の木

くもん出版/編(くもん出版 本体一〇〇〇円)

みんなの喜ぶ井戸を掘って人のためになることをしたいという海蔵さん。ふつうの人のふつうの想いや行いを、やさしく、温かく描いています。(小学高学年から)

新美南吉童話選集(全5巻)

黒井 健・他/絵(ポプラ社 本体各一二〇〇円)

「ごんぎつね」が教科書に掲載されて約60年。南吉童話の真髄である、人生の悲しみと苦しみをみつめ、生きる勇気を与えてくれる作品を収録。(小学中学年から)

てぶくろをかいに

わかやまけん/絵(ポプラ社 本体一〇〇〇円)

さむい冬、きつねの母さんは、子ぎつねに町へ手袋を買いにいかせます。片方の手だけを人間の手にしただけで。人間の心へ問いかける。(小学低学年から)

ごんぎつね

箕田源二郎/絵(ポプラ社 一〇〇〇円)

兵十の母が死んだのは、自分のせいだと思ったいたずらぎつねのごんは、くりやまつたけを兵十に届けますが……。心の通じない悲しみを描く。(小学低学年から)

手ぶくろを買いに

牧野鈴子/絵(フレーベル館 本体一二〇〇円)

母子の狐と、帽子屋の心温まるやり取り、無邪気に手ぶくろを買いに行った子狐を思う母狐の愛情を、情感たっぷりに描いた南吉童話の名作。(小学低学年から)

あかいろうそく

鈴木寿雄/絵(フレーベル館 本体一二〇〇円)

拾った1本の赤いろうそくを花火だと思いこんださるは、なかまと火をつけようとするのだが……。南吉童話のエッセンスが盛り込まれた微笑ましい物語。(4歳ころから)

ごんぎつね

南 伸坊/絵・宮川健郎/編(岩崎書店 本体一〇〇〇円)

ごんは、兵十が病気の母親のためにつったうなぎを、いたずら心からとってしまいます。ごんは兵十のためにつぐないをしますが……。(小学低学年から)