“さがしています。こんな本”

月刊「こどもの本」2011年12月号より

クリスマスにおくる一冊の本2011


みずたまちゃん

林 木林/作・あきくさあい/絵(鈴木出版 本体1200円)

みずたまちゃんは水玉模様が大好きです。今日のおでかけお洋服も全身白の水玉模様。途中で寒そうなゆきだるまちゃんに会ったみずたまちゃんはマフラーを貸してあげました。水玉模様がおそろいでうれしくなったみずたまちゃん、次に出会った寒そうなリスにはハンカチを首に巻いてあげました。出会う動物に次々と水玉模様を貸してあげたら……。(3歳から)


もりのおくのおちゃかいへ

みやこしあきこ/作・絵(偕成社 本体1200円)

雪の朝、森のむこうのおばあちゃんの家へケーキを届けにいくキッコちゃん。途中、先に家を出たお父さんの後ろ姿を見つけ追いかけますが、お父さんは見知らぬ館に入っていってしまいます。窓からそっとのぞいてみると、そこにいたのはお父さんではなく、大きなクマ! 館では、おめかしした動物たちがたくさん集まり、お茶会を開いていたのです。(4歳から)


森のクリスマスツリー

牧野鈴子/作・絵(文研出版 本体1200円)

森の中の大きなもみの木に雪が降り積もり、星たちが照らしています。森番のおじいさんは、ことり、りす、のねずみなどの小さな動物たちと晩さんを始めます。天からのおくりもの、流れ星も届きます。今日は静かなクリスマスイブです。ボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞作。(小学低学年から)


クリスマスわくわくサンタの日!

ますだゆうこ/作・たちもとみちこ/絵(文溪堂 本体1400円)

サンタになりたい女の子、レミ。サンタへ手紙を書いたら、サンタのお手伝いをする「トントゥ」のベル君がやってきてくれました! なんだかいつもとちがったクリスマスにわくわくの予感! 絵本のお話に加えてクリスマスに関する豆知識も豊富。簡単なクリスマスデザートや飾りの作り方の紹介など、大人と子どもが一緒に楽しめるアイディア付き。(小学低学年から)


くすのきだんちのコンサート

武鹿悦子/作・末崎茂樹/絵(ひかりのくに 本体1200円)

嵐の夜に〝くすのきだんち〟へとび込んできたのは〝渡り鳥合唱団〟の一行でした。一行と住人たちの温かい交流をみると、「私もこの団地にすみたい」と思うことでしょう。月刊保育絵本から生まれたシリーズの、これが4巻目の単行本化。もぐらの管理人はじめ、さまざまな住人たちの、違いを認め合い思い合う心の温かさを描く、人気シリーズです。(4〜6歳)


1001のクリスマスをさがせ!

アレックス・フリス/作 テリ・ガウアー/絵 荒木文枝/訳(PHP研究所 本体1300円)

サンタの工房、真冬の舞踏会、トナカイの小屋、クリスマスパーティー、南国のクリスマスなど、いろいろな場所でクリスマスにまつわる1001のさがしものをみつけてみよう! プレゼント、くつした、キャンドル、クリスマスケーキ、小さな妖精……全部さがせるかな? 細部まで描き込んだカラフルなイラストが魅力のクリスマス絵本。(4、5歳から)


クリスマスツリー

吉村和敏/写真・文(アリス館 本体1500円)

外の大きなツリー、家の中の手作りのツリー、青い荘厳なツリー、華やかなツリー……世界の美しいクリスマスツリーを写真で紹介するとともに、意味や作り方も追いつつ、「家族」のあたたかさを伝えます。 ある一家のツリー作りから始まり、田舎から街へといろいろなツリーを訪ね歩くうちに、いよいよ聖夜を迎えます。(小学中学年から)


はじめてでもかんたん!アイデア料理
みんなでディナー

寺西恵里子/作(汐文社 本体2300円

クリスマスには、みんなでテーブルをかこんで楽しくお食事しよう! パーティーにもぴったりの炊飯器パエリア、マカロニグラタン、ポトフ、サラダ、バーベキューチキン、シチュー、ピザなど、どれも子どもたちがかんたんに作ることのできるレシピです。手順を写真でわかりやすく解説します。(小学中学年より)


クリスマス・オールスター

中川ひろたか/文・村上康成/絵(童心社 本体1300円

きょうはクリスマス。園のみんなでクリスマスツリーをかざり、歌をうたっていると、おしいれから声がします。「いいな、私だってクリスマスしてみたい」 戸をあけると、おひなさまやこいのぼり、運動会の玉いれくん、もちつきセットやむぎわらぼうしなど、次々に出てきました。 みんなでわくわくしながらサンタさんを待っていると…。(幼児から)


おおきいツリーちいさいツリー

ロバート・バリー/さく・光吉夏弥/やく(大日本図書教会 本体1300円)

もうすぐクリスマス。お屋敷に大きなツリーが届きましたが、あれれ!先っぽが天井につっかえてしまいました。ちょん切った先っぽを、クマやキツネ、ウサギなど、動物たちがつぎつぎと手にしていきます。どんどん小さくなるツリーの先っぽ。最後にたどりついたのは……!? ツリーが、みんなに幸せを運ぶ、繰り返しの楽しいお話です。(3歳から)


教会ねずみとのんきなねこのメリークリスマス!

グレアム・オークリー/作・絵 三原 泉/訳(徳間書店 本体1500円)

ねずみのアーサーと仲間たちは、ねこのサムソンと仲良く教会にすんでいます。クリスマスも近いある日、アーサーが言いました。「ぼくたちもパーティーがしたいねえ」みんなは大賛成。そこで、ごちそうを買うお金を集めることにしましたが、失敗ばかり。さて、パーティーはできるのでしょうか? ユーモアあふれるイギリスの名作絵本。(5歳から)


ぺろぺろキャンディー

ルクサナ・カーン/文 ソフィー・ブラッコール/絵 もりうちすみこ/訳(さ・え・ら書房 本体1400円)

ルビーナは、たんじょう会によばれました。ゲームにケーキにおみやげ、たのしみでたまりません。ところが、たんじょう会がどんなものだか知らないおかあさんに、妹のサナをつれていくようにいいつけられてしまいます─文化のちがい、がまんさせられる姉さんにどきどきしたあとに、ほっとする結末が待っています。(幼児、小学低学年から)


もしも、ぼくがサンタクロースとともだちだったら…

富安陽子/さく・YUJI/え(くもん出版 本体1200円)

もしも、ぼくがサンタクロースと友達だったら、何をしよう? サンタクロースの家に行って、いっしょにトランプで遊んで、そりすべり大会をして……ぼくの想像はどんどんふくらみます。そして最後にぼくが考えたことは、大すきなサンタクロースを思いやること。相手の気持ちになって考えるという豊かな心をプレゼントするクリスマス絵本です。(幼児から)


おほしさま

たちもとみちこ/さく・え(教育画劇 本体1000円)

「おほしさま おほしさま どんなあじがするのかな? パンケーキみたいにふわふわしてバターのあじがするのかな?」ことりさんもワニくんもうしさんも、おほしさまを食べたことがありません。みんなの頭の中は、おほしさまでいっぱい。「あ、ほしのみずうみ!」みんなでとびこむと……。たちもとみちこが描くキュートな動物達いっぱいの絵本。(4歳〜小学低学年)


うたってたたこう!
リズムあそびどうようえほん

たかいよしかず・他/絵(金の星社 本体1900円)

伴奏に合わせて童謡が歌え、カスタネットや鈴の音も鳴らせる絵本。「ぞうさん」「どんぐりころころ」「おつかいありさん」「きしゃポッポ」「シャボンだま」など、子どもに伝えたい14曲を収録。いろいろな動物の鳴き声や効果音でも遊べます。お手本の歌が聞けて歌詞も掲載されているので、この本1冊で楽しく童謡が覚えられます。(幼児から)


小さなバイキング ビッケ

ルーネル・ヨンソン/作 エーヴェット・カールソン/絵 石渡利康/訳(評論社)

世界中の人気者、あの「小さなバイキング ビッケ」が新しくなって帰ってきました! 1965年にドイツ児童図書賞を受賞し、アニメや映画にもなった、とびきりユカイな物語です。勇ましいバイキングの男たちにまじって、力ではなく知恵で戦う男の子が主人公。スウェーデン語版のおしゃれな雰囲気そのままにお届けします。(小学中学年から)


サンタのいちねん
トナカイのいちねん

きしらまゆこ/作・絵(ひさかたチャイルド 本体1200円)

サンタとトナカイは、クリスマス以外の日々をどのように暮らしているか、ご存知ですか? サンタは子どもたちからもらった手紙の返事を書いたり、プレゼントを作ったり。一方トナカイは、クリスマスに備えて縄跳びや水泳で体力作り。前から読めばサンタが主役、後ろから読めばトナカイが主役、真ん中で2つのお話が交わる、しかけ絵本です。(幼児から)


クリスマスにやってくるのは?

K・バンクス/さく G・ハレンスレーベン/え いまえよしとも/やく(BL出版 本体1500円)

クリスマスが近づいて、人々は準備におわれています。そんななか、動物たちの間には、ある期待が広がっています。それは…。さて、クリスマスには何がやってくるのでしょうか。ケイト・バンクスの詩的な文とゲオルク・ハレンスレーベンが描く美しい絵が、しあわせなクリスマスを届けます。(小学中学年から)


クリスマスまであと何日?
Xmasアドベント・ブック

本庄ひさ子/作(世界文化社 本体1500円)

12月25日の約4週間前の日曜日からクリスマスまでをアドベント(待降節)といいます。最近アドベント・カレンダーが話題となっていますが、本書は、クリスマスがいっぱい詰まったおもちゃ箱のような絵本です。由来話、クリスマスのお菓子のレシピ、美しいクラフト、歌など、クリスマスまでの4週間を楽しく過ごすためのアイデアが満載です。(小学高学年から)


クリスマス・イブ

マーガレット・W・ブラウン/ぶん ベニ・モントレソール/え やがわすみこ/やく(ほるぷ出版 本体1400円)

クリスマスイブの夜。子どもたちはクリスマスツリーにさわってお願い事をしようと、ベッドを抜け出し階下の大広間へ降りてゆきます。しんしんと降る雪の音、どこからか聞こえる賛美歌、残り火に輝くクリスマスツリーやもみの木の香り……。息をのむほど美しいクリスマスイブの夜の物語。(幼児から)


ぴよちゃんのクリスマス

いりやまさとし/作・絵(学研マーケティング 本体2700円)

ぴよちゃんの心温まるクリスマスのお話が豪華なしかけ絵本になりました。つまみを引いて絵を動かしたり、ポップアップツリーに付録のきらきらシールを貼って飾りつけるなど、お子様自身もぴよちゃんと一緒に物語に参加できます。高級感のあるビロード生地&ケース入りで、クリスマスギフトに最適です!(幼児〜小学低学年)


メリー・クリスマス! サンタさん

アラン・デュラント/ぶん バネッサ・キャバン/え しまだようこ/やく(主婦の友社 本体2200円)

サンタクロースが病気になり、クリスマスの準備ができず困っているという手紙をエルフからもらったホリー。エルフと手紙を交換しながら、いいアイディアを考えたり、サンタクロースを励ましたりして、なんとかクリスマスの日を迎えるのだけれど…。子どもだけでなく、大人も胸躍らせるクリスマスにふさわしいしかけ絵本です。(小学生から)


夢みるポプリと三人の魔女

あんびるやすこ/作・絵(ポプラ社 本体1000円)

もうじきクリスマス。大切な人たちへのプレゼントに、それぞれの「思い出のかおり」のポプリを作ることにしたジャレットたち。ポプリ作りを通して、かおりが熟成するまで相手のことを思いながら「待つ」時間の楽しさやあたたかさを知ります。いつもと少しちがうクリスマスの楽しみ方を見つけられる作品です。(小学中学年)


とびねこヘンリー

メリー・カルホーン/文 エリック・イングラハム/絵 猪熊葉子/訳(リブリオ出版 本体1500円)

なんでもやってみないと気がすまないねこのヘンリー。今度は、ききゅう乗りに挑戦です。みんなが準備を進めている隙をねらって、「いまだ!」と乗り込みます。家族の心配をよそに、どんどん空高く上がっていくヘンリー。さて、無事、大空の旅を満喫することができたのでしょうか。(小学低学年から)


星空のシロ

井上夕香/文・葉 祥明/絵(国土社 本体1300円)

飼い主に捨てられたシロが連れてこられたのは、とある病院の実験施設。そこで待っていたのは、身も心もボロボロになってしまうほどの辛い実験。ようやく新しい飼い主のもとで幸せをつかみ、すっかり元気を取りもどしたシロ。ところが、雪の降るクリスマスの夜に……。生命の大切さと思いやりの心を教えてくれる絵本です。(幼児から)


クリスマスのきせき

高畠那生/作・絵(岩崎書店 本体1300円)

クリスマスの日、ペンギンたちから七面鳥へ雪景色のプレゼント。ところが、雪を運ぶ途中、雪の箱が崖から落ちて、さあ大変。はたして無事にプレゼントできるでしょうか。 日本中がおどろいた! ナンセンスの俊英による新感覚クリスマス絵本。(幼児から)


ポインセチアはまほうの花
メキシコのクリスマスのおはなし

ジョアンヌ・オッペンハイム/文 ファビアン・ネグリン/絵 宇野和美/訳(光村教育図書 本体1500円)

メキシコのクリスマスといえば……? ポサダを祝う子どもたちのかわいい歌声、色とりどりのくす玉人形ピニャータ、マリアッチの楽団が奏でる陽気なメロディー。そして、真っ赤なポインセチア! ポインセチアは、真心のしるしなのです。クリスマスにポインセチアを飾るいわれを伝える、心あたたまるメキシコのクリスマスのお話。(幼児から)


エリーちゃんのクリスマス

メアリー・チャルマーズ/さく おびかゆうこ/やく(福音館書店 本体800円)

犬のハリーと一緒に、森からもみの木を運んできたエリーちゃん。猫のヒラリー、うさぎのアリスと、クリスマスツリーの飾りつけ。でも、気がつくとてっぺんにのせる大事なお星さまが足りません。エリーちゃんは「お星さまをさがしにいってくる」と雪の中を飛び出します。小さな冒険のはじまりはじまり! さあ、お星さまは見つかるかな?(3歳から)


キリスト物語

浜田廣介/作・初山 滋/画(冨山房 本体2800円)

昭和5年に「模範家庭文庫」で初版が出た名作を、今の子どもたちにも読めるようにかなづかいを改めました。作者は、この物語を書くにあたり、宗教的にかたよらないよう、キリストの姿を写実的にわかりやすく描くように努めたといっています。浜田廣介の文の響きと初山滋の美しい絵で、イエス・キリストの生涯をお読みください。(小学中学年から)


急行「北極号」

C・V・オールズバーグ/絵と文 村上春樹/訳(あすなろ書房 本体1500円)

クリスマスイブの夜、サンタを待つ少年のもとに現れたのは謎めいた汽車、急行「北極号」。列車に乗りこんだ少年は、大勢の子どもたちとともにすてきな旅に出る。目的地の北極点に到着すると、そこには……。
サンタを信じる子だけが体験できる不思議な旅を描いた、とっておきのクリスマス・ファンタジー。翻訳はあの村上春樹!(小学低学年から)


ねこのいえ

サムイル・マルシャーク/文 ユーリー・ワスネツォフ/絵 片岡みい子/訳(平凡社 本体1800円)

黄金コンビによるロシア絵本の古典的名作。
「みんなで幸せになろう」という明解なメッセージが、ユーモアたっぷりな文と絵で表現されている。 ワスネツォフ家の原画をもとに制作。(小学高学年から)


ぞうくんのクリスマスプレゼント

セシル・ジョスリン/作 レナード・ワイスガード/絵 こみやゆう/訳(あかね書房 本体1000円)

クリスマスは、日本では子どもがプレゼントをもらう日というイメージが強いのですが、欧米ではお互いに贈り物をし合うのが一般的です。ぞうくんも、贈り物をしようと家族みんなに願いごとを聞きます。ぞうくんが用意したプレゼントはひみつだけど、みんなの願いごととうまく合うといいですね。家族がお互いに思い合う素敵なお話です。(小学低学年)


スマーフ危機いっぱつ!

ペヨ/作・村松定史/訳(小峰書店 本体1300円)

背丈はリンゴ3つ分、体は青い空の色。まっ白なズボンと帽子がトレードマーク─誕生から50年以上、いまだに世界中の人々に愛され続けているキュートなスマーフたちの物語。とつぜんあらわれた黒い凶暴なスマーフに、平和な村は大パニック!? 表題作をふくむ3話を収録。大人も子どもも楽しめる贈りものに最適な1冊です。(小学中学年から)


干潟のくちばしじまん

今宮則子/文・小島祥子/絵・今泉忠明/干潟の監修(星の環会 本体1300円)

干潟に、たくさんの種類の鳥たちが、カニ、ゴカイ、ハマトビムシ、コザカナやエビを取り合いもなくそれぞれお腹いっぱいたべています。ふと、となりの違うくちばしを見て「なんであんなにうまくできるのだろう」と、それぞれのくちばしを競います。鳥たちから生態系や、生き物の多様性、個性、みんな違ってすばらしいというメッセージが届きます。(小学中学年から)


雲と暮らす。
雲と出会い、雲を愛でる

武田康男/文・写真(誠文堂新光社 本体1500円)

季節別、時間別、場所別に、美しい雲の姿を掲載したサイエンスフォトブック。身近な雲の面白さを紹介します。登場する雲は、おなじみのものから、超レアな天空の城ラピュタ「龍の巣」まで! 各雲には出会いやすさのレベルを付けました。「この雲の名は?」「もしかして珍しい 雲⁉」など、空を見上げるのが楽しくなること間違いなしの1冊です。(小学高学年から)