“さがしています。こんな本”

月刊「こどもの本」2008年1月号より

お金の本

 息子の通う保育園で〈お買い物ごっこ〉がありました。お金が足りずに欲しかったたこやき(紙でつくったもの)が買えなかったとしょんぼり。「10円で買えるものと買えないものがあるのはどうして?」と訊かれました。う〜ん、むずかしい。親子で読めるお金の本を紹介してください。(東京都・母親)

経済ってなに?

家計わたしのお金が世の中を動かす

八幡一秀/監修(草土文化 本体3000円)

世の中のお金の流れや、経済活動のたいせつな役割をになう企業について、現在、そして将来の働き方まで視野にいれて解説します。(小学高学年から)

経済ってなに?

企業お金のやりとりは人とのかかわり

今宮謙二/監修(草土文化 本体3000円)

買い物をすると消費税を払います。みんなから集めた税金は、どのように使われているのでしょう? 日本の財政の状況を考えます。(小学高学年から)

経済ってなに?

政府お金をみんなに役立てるために

今宮謙二/監修(草土文化 本体3000円)

買い物をすると消費税を払います。みんなから集めた税金は、どのように使われているのでしょう? 日本の財政の状況を考えます。(小学高学年から)

ハリネズミと金貨

V・オルロフ/原作・V・オリシヴァング/絵・田中 潔/訳(偕成社 本体1400円)

ハリネズミのおじいさんが金貨を拾い、食糧を買おうと市場へ。お金を得ることばかり考えがちな現代に、人と人が助け合う心を教えてくれる絵本。(5歳から)

ともだちや

内田麟太郎/作・降矢なな/絵(偕成社 本体1000円)

1時間100円でおともだちになってあげる「ともだちや」をはじめたキツネは、いろいろな動物たちと出会うなかで大切なことを見つけます。(3歳から)

歯みがきつくって億万長者

ジーン・メリル/作・岡本さゆり/訳・平野恵理子/絵(偕成社 本体1300円)

手作りの歯みがきを売り出し、億万長者になった天才的なアイディア少年のユーモラスな物語。読んでいるうちに経済のしくみが分かります。(小学中学年から)

魔法にかかった世界じゅうのお金

藤田雅子ほか/文・折原 恵ほか/写真(偕成社 本体2500円)

「障害は不幸か」「障害者の目ってなに?」など「障害」や「障害のある人」について、さまざまな角度からの考え方を紹介。(小学中学年から)

くるまのねだんのえほん

くもん出版編集部/編(くもん出版 本体800円)

スポーツカー、にひゃくごじゅうまんきゅうせんごひゃくえん。しょうぼうしゃ、いちおくななせんまんえん! 車の値段を通して数を楽しむ絵本。(3歳から)

世界のお金事典

平井美帆/文(汐文社 本体2800円)

お金に印刷・刻印された人物・建物・動植物などからは、その国の歴史や文化が見えてきます。お金に印刷された有名な人物・建造物に関するコラムも。(小学高学年から)

お金でさぐる日本史

(全3巻)
板倉聖宣/監修・松崎重広/著・原島サブロー/絵(国土社 本体各2000円)

お金に注目して歴史をたどってみると、ふしぎなメガネをかけたように、人々の生活がいきいきと見えてくる。身近な謎ときから日本史をさぐるシリーズ。(小学高学年から)

シリーズお金とくらしを考える本

(全5巻)
中村達也ほか/著・ウノ・カマキリほか/絵(岩崎書店 揃本体11500円)

お札を作るのに十数円しかかからないのに、なぜ千円として使えるのでしょうか。……お金の不思議な動きとはたらきを、くらしの中で考えよう。(小学高学年から)

お金のウソ? ホント?

植村 峻/監修(学習研究社 本体760円)

「昔の日本のお札はたて長だった?」ウソかホントか答えていくと、お金について「へえ〜」と感心しちゃう知識が見につきます。(小学中学年から)

お金100のひみつ

工藤洋久/監修・久保田 聡/まんが(学習研究社 本体880円)

日本の紙幣、貨幣、世界のお金のひみつや歴史が満載されています。100円ショップなど、子どもに身近な題材をテーマに、経済の基本も紹介しています。(小学低学年から)

用語でわかる!経済かんたん解説(上)

身近な経済・経済の基本・経済の動き・日本経済の歴史・日本経済のしくみ
大瀧雅之/著・こどもくらぶ/編(フレーベル館 本体3800円)

ニュースでよく聞くけれども実はよくわからない経済用語を選び、1用語1見開き39用語収録して解説した用語集、第1巻。お金の流れが見えてきます。(小学中学年から)

用語でわかる!経済かんたん解説(下)

現代の経済問題・社会と経済・企業と経済・投資と経済・日本と世界経済
武長脩行/著・こどもくらぶ/編(フレーベル館 本体3800円)

わたしたちの暮らしとは切っても切れない関係にある「経済」。用語を読み解けば、日本と世界のお金の流れがよくわかる、役に立つ用語解説集の下巻。(小学中学年から)

ヘルガの持参金

トロールの愛のものがたり
トミー・デ・パオラ/さく・ゆあさふみえ/やく(ほるぷ出版 本体1500円)

ヘルガは結婚したくても貧しくて持参金がありません。器量よしのヘルガは知恵を使って持参金を手に入れようとします。しかし最後に手に入れたものは…。(4歳から)

シリーズお金について考える

(全4巻)
武長脩行/監修(鈴木出版 揃本体8800円)

お金についての疑問に、Q&Aの形で答えながら、お金の役割について考えます。日本で初めての、子どものための金銭教育の実践書です。(小学高学年から)

1ねん1くみ1ばんおかねもち

後藤竜二/作・長谷川知子/絵(ポプラ社 本体1000円)

夏やすみ。北海道にいるくろさわくんのお母さんの家へでかけたぼくとくろさわくんは、砂金ほりに熱中。金がザクザク、大金持ちになるんだ!!(小学低学年)

ももいろ荘の福子さんぼんたネコババの巻

村上しいこ/作・細川貂々/絵(ポプラ社 本体950円)

もしかして、ぼんたはお金をぬすんだんじゃ……。友達を信じる気もちと疑う気もちの間でゆれる福子。ユーモアたっぷりで、最後は涙の物語。(小学中学年)

お金の大常識

内海準二/文・植村 峻/監修(ポプラ社 本体880円)

日本や世界のおもしろコインやお札、お金の歴史など、お金にまつわる知識が満載。また、経済のしくみにもふれ、お金の大切さも学べる1冊。(小学中学年から)

3つのお願い

いちばん大切なもの
ルシール・クリフトン/作・金原瑞人/訳・はたこうしろう/絵(あかね書房 本体1200円)

3つのお願いがかなうジンクスがある1セント玉を拾ったゼノビア。何をお願いしようかと悩み…。1番大切なものについて考えさせられる絵本。(小学低学年から)

かあさんのいす

ベラ・B・ウィリアムズ/作・絵・佐野洋子/訳(あかね書房 本体1359円)

大きなびんの中にある、たくさんの小銭。びんがいっぱいにたまったら、働く母さんのために大きないすを買うのです。人の温かさが伝わる絵本。(小学低学年から)

ハンカチの上の花畑

安房直子/作・岩淵慶造/絵(あかね書房 本体1300円)

菊酒を作る小人が住むつぼを預かった良夫さん。そのつぼでお金もうけをしようとしてはいけないと言われましたが…。菊酒をめぐる不思議なお話。(小学中学年から)

このはのおかね、つかえます

茂市久美子/作・土田義晴/絵(佼成出版社 本体1100円)

子だぬきに、ソフトクリームをおねだりされた母さんたぬきは、変身して、木の葉をお金に変えて買いにいきますが、ドキドキで……。(小学低学年)

お金のことがわかる本(1)

おこづかい、上手につかってる?

マーガレット・ホール/著・文溪堂 本体2800円(文溪堂 本体2800円)

おこづかいをもらう心構えから、募金を含め計画的に使う方法など、おこづかいのすべてがわかる。巻末のマンガも楽しい、消費者教育の初めの一歩的な本。(小学低学年〜高学年)

株の絵事典

佐和隆光/監修(PHP研究所 本体2800円)

学校の授業にも取り入れられている「株」。株を学ぶことで、経済のしくみが見えてくる! 難しい株・経済の話を、図解イラストでわかりやすく紹介。(小学高学年から)

総合的学習に役立つくらしと国の省庁(5)

財務省ってなんだろう?

江橋 崇/監修・島田恵司/指導・菊池武夫/文(小峰書店 本体2500円)

政府は今、巨大な借金をかかえています。それはわたしたちの将来にどう影響するでしょう。国の財政をあつかう財務省について調べます。(小学高学年から)