“さがしています。こんな本”

月刊「こどもの本」2006年9月号より

ボランティアの本

 マザー・テレサの伝記を読んだ小3の娘。「人のために何かをする」ことに関心をもったようです。親子でボランティア活動を紹介した本を読んでみたいと思います。どんな本がありますか。(秋田県・母親)

わたしたちもジャックもガイもみんなホームレス

モーリス・センダック/作・じんぐうてるお/訳(冨山房 本体2330円)

ホームレス、病気、飢饉、エイズ、誘拐などの社会問題に目を向け、マザーグースの歌にのせて展開する、ふしぎな魅力のファンタジー。(小学低学年から)

バリアフリーの本(9)

障害のある人へのボランティア活動

瀧澤利行/文・折原 恵/写真(偕成社 本体2500円)

「障害」のある子も“みんないっしょに”というバリアフリーのシリーズ本。ボランティアの意義を探りながらさまざまな障害のある人への活動を紹介。(小学中学年から)

総合学習に役立つボランティア(1)

ボランティア入門

こどもくらぶ/編著(偕成社 本体2500円)

ボランティアについて詳しく知りたい、始めたいと思ったときに役立つシリーズ。初めはボランティアとは何かを実例を紹介しながらやさしく解説。(小学中学年から)

総合学習に役立つボランティア(7)

ボランティア情報館

こどもくらぶ/編著(偕成社 本体2500円)

各分野のボランティア団体、公共施設、相談窓口、問合せ先などボランティアに関する情報を詳しく紹介している。またシリーズ全巻の総合索引を掲載。(小学中学年から)

わたしたちにもできるこれからのボランティア

(全5巻)
新谷弘子/監修(文研出版 揃本体16000円)

家庭や学校で取り組めるボランティアを中心に、さまざまなボランティアの事例を紹介。基礎編、実践編(2巻)、情報・国際編、情報・資料編の全5巻。(小学高学年)

NPOってなんですか

(全3巻)
「NPO活動を考える会」/編著(汐文社 揃本体5400円)

今の時代を象徴しているNPO。NPOとNGOはどうちがうか、どんな種類があるのか、自分の住む町にあるNPOマップ等をイラストで詳しく紹介。(小学高学年から)

おにいちゃん、死んじゃった

イラクの子どもたちとせんそう
日本国際ボランティアセンター/協力・谷川俊太郎/詩・イラクの子どもたち/絵(教育画劇 本体1000円)

イラクの子どもたちが、戦争の中で自分たちの将来や夢について、絵で思いを表現し、谷川俊太郎が詩をそえた1冊です。(小学低学年から)

ディロン

ずっとそばにいるよ
井上こみち/原作・中村悦子/絵と文(教育画劇 本体1200円)

放置、虐待されていた犬・ディロンがえりさんに助け出され、深い絆で結ばれ、日本初のセラピー犬となるまでを描いた本当にあった物語です。(小学低学年から)

友だちになろうよ、バウマンおじさん

ピート・スミス/作・佐々木田鶴子/訳・フェルトハウス/絵(あかね書房 本体1300円)

ベンはホームレスのおじさんと出会い、おじさんをとりまく環境を知ることになります。ホームレスの生活やボランティアの活動をやさしく描いています。(小学中学年から)

世界と恋するおしごと

国際協力のトビラ
山本敏晴/編著(小学館 本体1600円)

世界の笑顔と出逢える仕事があります。世界各地で困っている人たちを助けている先輩たちの体験談。あなたも国際協力のトビラを開けてみませんか?(中学から)

みんなでできる福祉のための体験をしよう

車いす・アイマスク体験・ボランティア
金子美智雄/監修(ほるぷ出版 本体2800円)

お年寄りやさまざまなハンディキャップをもつ人々の不自由さを実体験し、こうした人々との交流やボランティア活動への取り組みについて考えます。(小学中学年から)

やってみよう!社会勉強

ボランティア体験と心の学習
金子美智雄/監修(ほるぷ出版 本体2500円)

全国の小学校で実践された総合学習の活動を応用しやすいようにテーマ分けし、コミック化。地域に根づいた福祉活動を実体験し、本当の福祉について考える。(小学中学年から)

今日もどこかでスペシャルオリンピックス

植松二郎/文・かみやしん/絵(佼成出版社 本体1500円)

スペシャルオリンピックス選手である知的障害者たちを支えるボランティアの人々の活動を通し、真のノーマライゼーションを問う。(小学中学年から)

黒い虹よ、七色に

今関信子/文・菊池恭子/絵(佼成出版社 本体1500円)

阪神淡路大震災遺児と、遺児の傷ついた心のケアに奮闘する人々が共に歩んだ「心の再生への道」を感動的に描くノンフィクション。(小学中学年から)

ごんださん、ハイお弁当!

清水道尾/作・田中槇子/絵(小峰書店 本体1300円)

熱をだしたお母さんにかわって、ひとりぐらしのお年寄りにお弁当を配達するボランティアをひきうけた兄弟のガンバリを、ユーモアたっぷりにえがきます。(小学中学年から)

国際協力を知る本

(全4巻)
ポール・ベネット/著・日本赤十字社/監訳(小峰書店 揃本体10000円)

世界では戦争、飢饉、洪水、地震などの災害で、多くの人が苦しんでいます。これらの災害の現状と人々への支援がどのように行われているかを紹介します。(小学高学年から)

総合的な学習のテーマがみつかるアイデア新聞(4)

健康・福祉・ボランティアを体験

横山 正/著(金の星社 本体2800円)

ボランティアや福祉を理解するには、体験してみることが1番の早道。身近にあふれているテーマを通して、ボランティアを探る! 総合学習にもぴったり。(小学高学年から)

ボランティアに生きる

「地の塩の箱」をつくった江口榛一
大石勝男/作・岩淵慶造/絵(金の星社 本体1000円)

お金に困った人が自由に持っていってよいという、夢の募金箱「地の塩の箱」。この箱を全国に広めることに生涯をかけた江口榛1の感動ノンフィクション。(中学から)

地球はひとつ

アートによる世界人権宣言
アムネスティ・インターナショナル日本支部/編・谷川俊太郎/翻訳協力・和田誠/ブックデザイン(金の星社 本体3000円)

世界人権宣言50周年記念出版絵本。世界で活躍中のイラストレーターたちがボランティアで参加。絵本の収益はアムネスティの活動資金として活用されます。(幼児から)

小さな命からの伝言

アグネス・チャン/著(新日本出版社 本体1300円)

2度売られたカンボジアの少女。スーダンの少年兵は平和を知らない。中学からボランティアを続ける著者が、ユニセフ協会大使として出会った子どもたち。(中学から)

いつもずっとそばにいて

シーナは介助犬
岸川悦子/著(新日本出版社 本体1300円)

単身渡米し、日本に初めて介助犬を紹介したれい子さん。重い障害をもつ自分だからこそと、介助犬の育成に情熱を燃やす前向きな生き方を描く。(小学高学年から)

ジローのあくしゅ

岸川悦子/著・つちだよしはる/絵(新日本出版社 本体1400円)

災害被災者救援募金をうったえ、飼い主のおとうさんといっしょにボランティア犬として日本中を旅した柴犬・ジロー。1人と1匹の感動の旅の記録です。(小学中学年から)

ブータンの朝日に夢をのせて

木暮正夫/作・こぐれけんじろう/絵(くもん出版 本体1200円)

美しい自然のある国ブータンで、28年間にわたり農業指導を続けた日本人・西岡京治。国と人との真の交流とは何かを考える、感動のノンフィクション。(小学高学年から)

砂漠の国からフォフォー

中川なをみ/作・舟橋全二/画(くもん出版 本体1400円)

青年海外協力隊として西アフリカのニジェールに派遣されたあゆら。習慣や文化の違いに戸惑いながらも、生来の明るさと根性で自分の道を突き進んでいく。(中学から)

まぶらいの島

竹内紘子/作・日向野桂子/画(くもん出版 本体1200円)

メル友に誘われ、奄美の加計呂麻島を訪れたひろみ。魂がその人を護るという島で、さまざまな人々と暮らす日々が不登校を続けるひろみの心を癒していく。(小学中学年から)

グリーン・ファーザー

インドの砂漠を緑にかえた日本人・杉山龍丸の軌跡
杉山満丸/著(ひくまの出版 本体1500円)

4万坪の農園を投げ打って、インドの荒廃した砂漠の地に木を植え続け、インドの人々に「緑の父」と呼ばれた杉山龍丸の足跡をたどる、人間ドキュメント。(小学高学年から)

もっと調べよう福祉ボランティア

田中ひろし/著(岩崎書店 本体3000円)

福祉ボランティアのキーワード、障害者・高齢者・病人・外国人についての基本的なデータ、現場報告、社会福祉協議会や国際交流協会の連絡先など。(小学中学年から)