日本児童図書出版協会

児童書出版文化の向上と児童書の普及を目指して活動している団体です

“さがしています。こんな本”

月刊「こどもの本」2000年2月号より

雪と氷の本

ペンギンやまのアイスホテル

渡辺有一/作・絵(教育画劇 本体1262円)

雪や氷でおおわれたさむーい冬はつらいけど、暑い暑い夏に、雪と氷でできたホテルがあったら行きたいよね!!きっと世界一すずしくて快適なはず…!?(3才から)

雪はじゃまものか?新・雪国ものがたり

鈴木 哲/著(ポプラ社 本体1200円)

雪国に暮らす著者が、自らの体験を通して語る、雪とともに生きる雪国の生活と知恵。(小学上級から)

雪国のくらし

福生 武/文(ポプラ社 本体2200円)

豪雪地帯として有名な新潟県十日町に取材。雪にそなえる人々のようすや、雪の中の暮らしぶりなどを、写真と作文でくわしく紹介。(小学中級から)

キャンプに氷の魔女がきた!!わたしのママは魔女

藤 真知子/作 ゆーちみえこ/絵(ポプラ社 本体900円)

楽しいサマーキャンプが、悪い魔女の魔法で一面氷の世界に!さあ、たいへんだ! どうすればいいの。(小学中級から)

ゆきのひのおはなし

かこさとし/さく(小峰書店 本体1000円)

あたりいちめんゆきのひに、さあちゃんとゆうちゃんは、動物たちと元気いっぱいに遊びます。雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり、それからそれから…。(幼児から)

冬のお天気

根本順吉/著(小峰書店 本体2718円)

冬の一日、東京から新潟までカメラを持って途中下車しながら旅をしてみよう。天気と景色の変化にびっくりするはずだ。日本の冬の特徴がよくわかる本。(小学上級から)

雪国のくらし

市川健夫/著(小峰書店 本体2800円)

日本海側の地方は、世界でも有数の深雪地帯だ。雪国にくらす人々の知恵とくふうを秋山郷を例にくわしく語り、あわせて雪をもたらすメカニズムも解説。(小学上級から)

ゆきのひ

エズラ・ジャック・キーツ/文・絵・きじまはじめ/訳(偕成社 本体1200円)

雪の日、ピーターは雪だるまを作ったり……。雪で遊んだ一日を美しい貼り絵で描いた、心に余韻の残る絵本。(3才から)

はるのゆきだるま

石鍋芙佐子/作・絵(偕成社 本体1000円)

山の中の雪だるまに、春のおみやげを持って帰ると約束した動物たち。雪だるまと動物たちの心のふれあいを描く。教科書にも掲載された。(3才から)

冬の花びら

高田宏/著(偕成社 本体1456円)

雪を「冬空から降ってくるうつくしい花」と呼んだ中谷宇吉郎。雪の結晶の研究に一生をかけた科学者の生涯を、愛情をこめて書いた評伝。(小学上級から)

ひとしずくの水

ウォルター・ウィック/写真と文・林田康一/訳(あすなろ書房 本体2000円)

肉眼では見えない一瞬をとらえた写真で、水のさまざまな働きについて学ぶ知識絵本。雪の結晶が美しい!(小学上級から)

ゆきだるま

R・ブリッグズ/絵(評論社 本体1000円)

少年がつくったゆきだるまが、真夜中にうごきだした! ふたりがすごしたファンタジックな一夜のお話。やさしい愛と夢あふれる名作絵本。(幼児から)

デラックス版

スノーマン

R・ブリッグズ/絵(評論社 本体1600円)

ゆきだるまと少年のファンタジックな一夜を描いたベストセラー絵本『ゆきだるま』がデラックスな装幀で登場。プレゼントに最適の愛蔵版。(幼児から)

いちばんちいさいトナカイ

マイケル・フォアマン/作・せなあいこ/訳(評論社 本体1300円)

クリスマスの夜、雪の空からトナカイがおちてきたー!? 少年とトナカイの、夢あふれるクリスマスのお話。(小学初級から)

ワイルドスミスのちいさなえほん

てん てん てん

ブライアン&レベッカ ワイルドスミス/作・香山美子/文(フレーベル館 本体700円)

雪の野原に、てんてんてん。動物たちの足あとが続きます。春の淡雪のような絵本。(2才から)

世界名作ライブラリー

ゆきのじょおう

アンデルセン童話より やなぎやけいこ/文・森村 玲/絵(フレーベル館 本体800円)

悪魔にうばわれたやさしい心を取りもどす、愛の物語。北欧の氷と雪を舞台に。(4才から)

幼年版シートン動物記

北極ギツネ

シートン/原作・前川康男/文(フレーベル館 本体1200円)

北極ギツネ、カタグのなき声が北の空にひびきます。自然と動物の賛歌。他一編。(小学1年から)

科学のアルバム・氷の世界

東海林明雄/著(あかね書房 本体1330円)

「霜柱」「しぶきつらら」「氷紋」など、冬の自然で見られる氷の様々な姿を紹介します。わかりやすい文章とたくさんの写真で楽しむ科学絵本です。(小学初級から)

アイスクリームがふってきた

わたなべしげお/作・おおともやすお/絵(あかね書房 本体1165円)

くまのくまたくんの町に、はじめての大雪がふりました。いつもとちがう景色に、子どもたちはおおよろこび。みんなでいろいろな雪遊びをたのしみます。(幼児から)

ないしょのゆきだるま

角野栄子/作・大島妙子/絵(あかね書房 本体1300円)

オオくんとおとうさんが、二人で作ったゆきだるまは、ふしぎなゆきだるま。夜中になったら立ち上がって、仲間を連れて公園へ…。なにが始まるのかな!?。(幼児から)

北極と南極

地球は生きている5
石川信敬/日本語版監修(くもん出版 本体2136円)

豊かな自然と生き物、人間のくらしを紹介するシリーズ。雪と氷に覆われた北極と南極にご案内します。(小学中級から)

ホッキョクグマ

大自然の動物ファミリー5
内藤靖彦/日本語監修・訳(くもん出版 本体1553円)

気温がマイナス40度になる北極で、たくましく生きるホッキョクグマを世界第一級の学者が紹介します。(小学中級から)

たんちょうづるのそら

極寒に生きる生きものたち
手島圭三郎/文・絵(リブリオ出版 本体1700円)

雪と氷の極寒の中で生き抜いているたんちょうづるの夫婦を描いた、世界的な版画家手島圭三郎の力強く暖かい作品です。(小学低学年から)

くまげらのはる

極寒に生きる生きものたち
手島圭三郎/作・絵(リブリオ出版 本体1700円)

雪降る森に生きるくまげらはキツツキの仲間。猛吹雪のなかでもエサとなる虫をさがして木をつつきます。シリーズ最新刊!(小学低学年から)

あんな雪こんな氷

高橋喜平/著(講談社 本体1165円)

ヘビのようなグネグネ雪や、グルグルかたまるうずまき氷がいっぱい! 思いもよらないふしぎなすがたを見せる雪と氷のおもしろさを写真で紹介。(小学初級から)

たたみたたき

山田野理夫/作・長谷川知子/絵(太平出版社 本体1650円)

氷や雪の妖よう怪かいがあるのを知っていますか? つららのおばけは? ふしぎなおばけ話を47話も集めた本です。そうっとのぞいて、学校じゅうを笑わせて下さい。(小学中級から)

こんやはすてきなゆきのよる

しばはら・ち/作・絵(鈴木出版 本体1100円)

今夜はいやな雪の夜…。雪の舞う夜に寝床を探す野良猫はきれいな白猫に出会いました。白猫と一緒にいると、大嫌いな雪がとてもステキに見えてきて…。(幼児から)

ゆきのひのようちえん

こわせたまみ/作・秋里信子/絵(PHP研究所 本体1068円)

雪の日、ゆうちゃんは幼稚園の庭で沢山の雪うさぎを作ります。夕方、雪うさぎたちが雪合戦をし始めて…!?(4〜5才から)

ねむいねむいねずみのクリスマス

佐々木マキ/作・絵(PHP研究所 本体1068円)

ねむいねむいねずみが雪の夜道を旅しています。ねむくてこごえ死にそう。そんなとき一台のそりとサンタクロースに出あいます。(4〜5才から)

越後からの雪だより

松永義弘/作・高田勲/絵(PHP研究所 本体1262円)

江戸時代の日本最古の雪に関する文献である『北越雪譜』。それを書いた越後(新潟)の文人鈴木牧之の生涯と出版にかけた情熱を、江戸の文人たちとのかかわりで描く。(小学上級から)

ダルメシアン

100と1ぴきの犬の物語
ドディー・スミス/作・熊谷鉱司/訳・J&Aグラハム=ジョンストン/絵(文渓堂 本体1800円)

ダルメシアンのポンゴとミセスは、誘拐された子犬を救うために、旅だちます。冬の寒さと雪が、ダルメシアンたちを苦しめます。子犬たちの運命は…。(小学上級から)

ゆきのおじさん ありがとう

高畠 純/作(ひかりのくに 本体1200円)

ゆきのおじさんが、ゆきだるまに、とけなくなる魔法をかけてくれました。そこで、ゆきだるまは、春・夏・秋の楽しい旅に出かけるのですが……。(幼児から)

ふゆのあさ

村上康成/作(ひかりのくに 本体1200円)

ある冬の朝、しずちゃんは、目が覚めました。でも、いつもとちがって、何だか静か。あっ、もしかして、そうかもしんない……。(幼児から)