日本児童図書出版協会

児童書出版文化の向上と児童書の普及を目指して活動している団体です

こどもの本

月刊「こどもの本」は、日本児童図書出版協会発行の月刊誌です。
当協会に参加している児童図書出版社42社の新刊情報や、児童書にまつわるエッセイや評論をお楽しみいただけます。

2021年12月号目次
月刊「こどもの本」2021年12月号

表紙のことば・たけがみたえ
 
夜のなかにいる
たまに自分のサイズ感、距離感がわからなくなります。
子どものころは怒られている時によく陥った現象です。
大人になった今は夜になると昼間よりも自分が立体的に浮き彫りにされるようで、不思議な気持ちになることがあります。
昼間は気づかなかった時間の流れにハッと気がついてしまう時間です。
変化を不安におもうタチなので夜の中でざわつきます。
だけど目が覚めたら待ったなしで今の自分になっています。
来年はどんな自分がいるのだろう。

竹上妙 木版画作家/絵本作家。絵本作品に『マンボウひまな日』『ふくろうのオカリナ』(蜂飼耳/文)『きょうは泣き虫』『うみのあじ』『だんだんだんだん』などがある。最新刊は『みたらみられた』(アリス館)。
◇インスタグラム
@takegamihangajimusho_tae
@okantea

2021年12月1日発行
定価(本体150円+税)
ISSN 0385-0463

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月刊「こどもの本」

2021年12月号

心にのこる一冊

マッチ売りの少女 深井せつ子

私の新刊

・『イナバさんと雨ふりの町』 野見山響子

・『チマのはじめてのぼうけん』 藤嶋えみこ

・『ほうれんそうカレー ききいっぱつ!』

田中六大   

・『ねこまたごよみ』 石黒亜矢子

なになになあに?〜おくはらゆめなりの哲学〜⑫

絵本って、なあに? おくはらゆめ

なぜ?どうして?日本の性教育⑥

失敗させないための性教育よりも大切なこと

遠見才希子   

新聞書評に紹介された本
絵本と年齢をあれこれ考える⑧

自分の感情をもてあます(4歳と絵本・前編)

磯崎園子   

我が社の売れ筋 ヒットのひみつ㉘

・童心社

・あすなろ書房

さがしています。こんな本

おめでたい本、遊べる本

新刊案内161点
表紙のことば たけがみたえ
表紙デザイン 中島かほる